日本生命学資保険の返戻率を計算してシミュレーション【2020年版】他社との違いも徹底比較!

日本生命の学資保険には保障重視の「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」と、貯蓄重視の「ニッセイ 学資保険」の2種類があります。

保障重視の「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」は育英年金制度がついていたり、特約によっては契約者が三大疾病の場合でも保険料の免除や、子どもの医療特約をつけることも可能です。

一方で貯蓄重視の「ニッセイ 学資保険」では、他社の中でも高返戻率。

それぞれどちらも魅力的な商品ですが、実際に契約した場合の返戻率は一体何%ぐらいなのでしょうか。

各商品のメリット・デメリットも併せて紹介します。

そもそも日本生命に大事な資金を預けて大丈夫?

創業から130年以上

日本生命の本社は大阪にあり、従業員は7万人以上で海外にも事業所を持つとっても大きな会社です。

創立は1889年で2019年時点で130周年を迎えました。

経営基本理念は「国民各層が真に求める保険を提供し、充実したサービスを行ない、契約者に対する経済的保障責任を誠実に果たすことを第一義とする」つまりは、「顧客本位」を常に念頭にしているようです。

地域社会の発展に向けた取組みや、スポーツを通じて地域の活性化を測ったりもしています。

ソルベンシー・マージン比率が桁違いに高い

「ソルベンシー・マージン比率」とは、保険業法で定められている大災害や株の大暴落など予想外のリスクにも対応できる会社の「支払い能力」を示す数値のことです。

その数値は次の計算式で算出することができ、一般的には200%以上であれば十分だといわれています。

ソルベンシー・マージン比率(%)=ソルベンシー・マージン総額(自己資本の総額)÷(通常の予測を超えるリスクの金額÷2)×100

 

日本生命が発表している「ソルベンシー・マージン比率」は、2019年四半期決済の時点で1039.8%。

これは他社と比べても桁違いの高さ。

万が一の事があっても、日本生命で確保している資金で雇用者への支払が十分にできるという事がわかります。

外部からも高評価の会社

第三者の格付会社

第三者である格付会社が、保険会社の保険金を支払う能力等に対する確実性を評価したものが「格付け」です。

ただし、保険金支払等について保障するものではありません。

日本生命ホームページ「格付け」では、4社に格付けを依頼しており、2019年12月時点では下表1のような高評価を得ています。

 

表1 日本生命2019年12月時点格付け

格付会社 評価 評価内容
S&P
(スタンダード・プアーズ)
A+ 保険会社が保険契約債務を履行する能力は高いが、上位2つの格付けに比べ、事業環境が悪化した場合、その影響をやや受けやすい。
R&I(格付投資情報センター) AA 保険金支払能力は極めて高く、優れた要素がある。
JCR(日本格付け研究所) AA+ 債務履行の確実性は非常に高い。
Moody’s(ムーディーズ) A1 中級の上位と判断され、信用リスクが低い債務に対する格付。

上表1より世界的な格付け会社を含め、各社から高評価を得ていることがわかります。

どの会社でも最大評価がAAAである中、「AA」と「AA+」を2社から取得しているのは本当にすごいことです。

消費者庁・厚生労働省からも高評価

日本生命のホームページ「社外からの評価」で、近年の社外からの様々な評価を掲載しています。

それはもう数え切れないほど。

消費者庁・厚生労働省に始まり、各ボランティア団体や企業から様々な賞を受賞しています。

部門も幅広く、環境・人権・資産運用・社会貢献・人材育成など様々です。

HDIで五つ星

サポートサービスにおける世界最大の団体HDIの日本拠点「HDI-Japan」が主催する「HDI格付けベンチマーク」で、2019年8月時点に「問合せ窓口格付け」・「Webサポート格付」部門で数少ない五つ星を獲得しました。

HDI「五つ星認証」によると、五つ星は内外ともに認められる真のビジネスに貢献できるという証だそうです。

日本生命の評判は?

高い評価の口コミ

日本生命の評価が高い口コミでは「大手なので保険会社として安心できる」・「ニッセイコールセンターの対応が丁寧で迅速」・「保障が手厚く、保険対象手術が多い」などの声がありました。

数少ない五つ星を取得し、130年以上続く大きな会社であることが高評価の裏付けとして納得できます。

低い評価の口コミ

一方で、日本生命の評価が低い口コミでは「保障が手薄」・「保険料は安くはない」などの声がありました。

多くの保険会社がそうですが、保障内容と保険料金は伴います。

低額の保険料であれば保障内容は必要最低限であり、高額であれば保障内容は手厚いというのは、保険金の仕組み上当たり前ではないでしょうか。

一番大事なのは、自分に合った保険に加入すること。

何処まで保障を求めるのか、いくら払えるのかをきちんと営業担当者に伝えてプランニングしてもらい、納得のいく状態で加入しましょう。

日本生命の学資保険はどんな商品?

2種類の商品がある

日本生命には2種類の学資保険があります。

1つめは保障重視の「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」と、2つめは貯蓄重視の「ニッセイ 学資保険」。

1つめの保障重視「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」は、子どもの小学校・中学校・高校・大学の入学時に「お祝金」を受け取るという商品。

契約者が亡くなった場合、保険料が免除になり、子どもは毎年育英年金も受け取ることができます。

また特約を付加することによって、契約者が三大疾病等の場合でも保険料が免除になったり、子どもの医療保障を充実させることが可能です。

一方で2つめの貯蓄重視「ニッセイ 学資保険」は、子どもが18歳以降の5年間毎年1回ずつ「学資年金」を受け取ることができる商品。

受け取れる「学資年金」の初年度は基準保険金額の100%、2年目以降の4年間は50%です。

返戻率は必ず100%を上回るので、支払った金額よりも多く受け取ることができます。

また万が一契約者が死亡・もしくは高度の障害状態になった場合、以後の保険料は免除され、子どもは予定していた学資年金を受け取ることができます。

この商品には育英年金や医療特約などはありません。分かりやすくまとめると、下表2のようになります。

 

表2 「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」と「ニッセイ 学資保険」の違い

では、それぞれの保険を詳しくみてみましょう。

「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」の4つの特徴

①小・中・高校・大学・満期時に「お祝金」

日本生命の「ニッセイこども保険 げ・ん・き」は、子どものライフステージに合わせて「お祝金」を受け取ることができます。

「お祝金」の受け取り時期は下表3のようになっていて、小学校・中学校・高校・大学の入学前と保険の満期時です。

 

表3 ニッセイこども保険げんき御祝金受取時期と金額

 

受取時期 受取金額
満5歳10か月直前の2月1日 基準保険金額の10%

※ただし、満期保険期間を18歳とした場合は、満17歳10か月直前の2月1日の時点に「満期祝金」として、基準保険金額の100%のみを受け取る。

満11歳10か月直前の2月1日
満14歳10か月直前の2月1日
満17歳10か月直前の2月1日
満21歳10か月直前の2月1日 基準保険金額の100%

受け取れる「お祝金」の金額は、上表3の%と基準保険金額を乗じた額になります。

保険期間を18歳か、22歳までから選ぶことが可能です。

上表3にもあるように、満期を18歳とした場合は満17歳10か月直前の2月1日の時点に「満期祝金」として、基準保険金額の100%のみ受け取れます。

「満期祝金」を受け取ったあと、保険の契約は終了です。

また基本的に「お祝金」は満期まで自動据置となり、日本生命所定の利率で利息が付きます。

据置金は契約者からの請求があればいつでも引き出すことができるので、安心してください。

②保険料の免除と育英年金

保険期間中に、万が一契約者が亡くなってしまった場合、以後の保険料は免除されます。

育英年金制度もあるので、子どもは予定していたお祝金だけでなく、毎年基準保険金額の40%を保険満期間まで受け取ることが可能です。

後項「シミュレーション結果」でも説明しますが、この育英年金制度があるため「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」は返戻率が100%を下回ります。

貯蓄性を重視している人には向いていない商品かもしれませんが、保障重視の人には、ぜひおすすめしたい商品。

③三大疾病でも保険料免除にできる

「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」では「契約者保障保険料払込免除特約」を付けるこで、より保障性をアップさせることができます。

「契約者保障保険料払込免除特約」とは、契約者が下表4の状態になった場合でも、保険料が免除されるという特約です。

 

表4 保険料払込免除事由

所定の状態 保険料免除事由
①要介護 要介護状態が該当した日から継続して180日以上であること。
②悪性新生物 医師によって悪性新生物に罹患したと診断確定された時。

ただし、契約の責任開始期日から90日以内に乳房の悪性新生物に罹患したと医師によって診断確定された時は、対象外。

③急性心筋梗塞 急性心筋梗塞を発病し、その疾病を直接の原因として、初診日から起算して60日以上、労働の制限を必要とする状態が継続したと医師によって診断された時。
④脳卒中 脳卒中を発病し、その疾病を直接の原因として、初診日から起算して60日以上、言語障害、運動失調、麻痺等の他覚的な神経学的後遺症が継続したと医師によって診断された時。
⑤高血圧 高血圧症に該当したと医師によって診断され、それを原因として、高血圧症が一定の病状に至ったと認められる時。

眼底硬化性変化または高血圧性変化において3度以上に該当、もしくは体内用ペースメーカー埋込手術、心電図等の異常所見のうち2つ以上に該当したと医師によって診断された時など。

⑥糖尿病 糖尿病に該当したと医師によって診断され、それを原因として、糖尿病が一定の病状に至ったと認められる時。

増殖性糖尿病網膜症に該当したり、体内用ペースメーカー埋込手術、1足の1足指以上の切断手術、6か月以上継続的なインスリン治療を要する状態など。

⑦慢性腎不全 慢性腎不全に罹患したと医師によって診断され、その治療を目的として、医師の指示により永続的に行う人工透析療法を開始したとき。
⑧肝硬変 肝硬変に罹患したと診断基準をもとに医師によって診断されたとき。ただし、医師による治療を受けている必要があります。
⑨慢性膵炎 慢性膵炎に罹患したと診断基準をもとに医師によって診断されたとき。ただし、医師による治療を受けている必要があります。

上表4より、万が一契約者が様々な疾患の場合でも、保険料が免除されるということが分かります。

これは他社でもなかなか見られない保障の手厚さです。

ニッセイコールセンターによると、この特約は契約者の年齢によって金額が異なりますが、30歳の男性契約者であれば300円前後の金額で付加できるそう。

たった300円前後でこんな手厚い保障が得られるのであれば、絶対に付加したいですね。

④こども総合医療保険が付加できる

また「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」では、「こども総合医療保険」を付加することができます。

「子ども総合医療保険」とは、子どもの病気やケガによる所定の入院・手術等を保障してくれる特約。

公的医療保険制度対象の先進医療を含む手術を受けた場合、下表5の事由に則して手術・放射線治療の給付金等を受取ることができます。

また「入院療養給付金あり型」を選択した場合、1泊2日以上の入院1回につき「入院給付日額×5」の入院療養給付金も受取ることも可能です。

 

表5 手術・放射線治療時の給付金

支払事由 手術・放射線治療給付金額
外来・日帰り・入院で、所定の手術の場合 入院給付日額×5
1泊2日以上の入院で、所定の手術の場合 入院給付日額×20
所定の放射線治療の場合 入院給付日額×10
「入院療養給付金あり型」を選択した場合

1泊2日以上の入院1回につき

「入院給付日額×5」の一時金

上表5より、所定の手術等で1回給付金がもらえる制度で、入院日数に応じる給付金はないので注意して下さい。

また、上表5中に出てくる「入院給付日額」の設定も契約前にします。

「入院給付日額」の設定金額は下表6の範囲内です。

 

表6 入院給付日額

最低金額 最高金額 単位
3,000円 5,000円 1,000円

上表6より1,000円単位で、細かく設定できるということが分かります。

仮に入院給付日額を最低金額の3,000円に設定し、子どもが0歳であった場合の特約金は、ニッセイコールセンターによると1,500円前後だそうです。

毎月たった1,500円前後で子どもの安心安全が保障できます。

子どもの医療保険を別で加入しようと考えている人や、子どもの怪我や病気が心配な人はこの特約は特におすすめです。

市町村によっては子どもの医療制度が手厚くできていて、子どもの医療保険は必要ないかな、なんて思っている人もいると思います。

しかし子どもが入院や手術をした時、個室代や差額のベッド代、付添人の交通費やお弁当代などの意外な自己負担の出費が多くかかります。

そういった急な出費に、きちんと準備しておく事が大切です。

「ニッセイ 学資保険」の4つの特徴

①18歳から5年間「学資年金」を受け取ることができる

日本生命の「ニッセイ 学資保険」は、18歳以降5年間「学資年金」を受け取ることができます。

初年度は基準保険金額の100%、2年目以降の4年間は50%です。

初年度に多く受け取ることができるのは、入学金に充てられるので、ありがたいですね。

以降4年間の「学資年金」授業料などに充てられます。

②祝金「あり」か「なし」か

日本生命の「ニッセイ 学資保険」には、祝金「あり」か「なし」の2つのプランがあります。

祝金「あり」を選ぶと下表7のようなタイミングで、「こども祝金」を受け取ることができます。

 

表7 日本生命学資保険の「こども祝金」受取時期

受取時期 受取金額
満5歳10か月直前の2月1日 基準保険金額の20%
満11歳10か月直前の2月1日
満14歳10か月直前の2月1日

祝金は小学校・中学校・高校入学前に受け取ることができるので、私立を考えているご家庭には祝金「あり」がおススメ。

またこの「こども祝金」は自動で据置となり、日本生命所定の利率で利息が付きます。

据置された「こども祝金」は、契約者からの請求でいつでも受け取ることができるので、安心してください。

③契約者に万が一の事があったら保険料は免除

保険期間中に、万が一契約者が死亡もしくは所定の高度障害状態になった場合、以後の保険料は免除されます。

子どもは予定していた「こども祝金」や「学資年金」を、無事受け取ることが可能です。

「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」と違うのは、このような事態に陥った場合に「養育年金制度」がないというところ。

しかしその分返戻率は上がり、100%を確実に超えます。

後項「シミュレーション結果」でも示しますが、他社と比べても高返戻率の部類に入る学資保険です。

④保険料払込期間を5年間・10年間にできる

日本生命の学資保険「ニッセイ 学資保険」では、保険料払い込み期間を5年間・10年間と短くすることも可能です。

早く払い終わるので、家計の負担も少なくて済みますし、保険料も割引が適用されるのでより返戻率が高くなります。

教育資金の受取時期・方法・具体的な金額は?

「祝金」は2月1日以降、「年金」は契約応当日

日本生命の学資保険「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」の「お祝金」・「ニッセイ 学資保険」の「こども祝金」は、どちらも契約した日から数えて所定の年数に達した後の2月1日以降に受け取ることができます。

場合によっては、AO入試や推薦入試で合格して11月など、早めに入学金を振り込まなければいけない学校もあります。

契約時には「祝金」がいつ受け取れるのか、担当者に必ず確認しておきましょう。

「ニッセイ 学資保険」の「学資年金」は、契約した日=「契約応当日」から数えて子どもが17・18歳になる日に受け取ることができます。

例えば子どもの誕生日が5月1日で6月1に契約した場合、5月1日で18歳になりますが契約した6月1日に学資年金を受け取ることができる、ということです。

「お祝金」・「こども祝金」は自動据置で利息が付く!

日本生命の学資保険「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」の「お祝金」と「ニッセイ 学資保険」の「こども祝金」は、保険期間の満期まで自動的に日本生命に据置されます。

据置されている間、日本生命所定の利率により計算した利息が付きます。

利率は日本生命ホームページ「主な諸利率一覧について」で公開されていて、販売時期により下表8のように異なります。

 

表8 販売時期によって異なる据置金の利率

販売時期 利率
1994年4月1日以前 年4.00%
1994年4月1日~2012年4月1日 年1.00%
2012年4月1日以降 年0.01%

上表8より、契約時期によって利率が大きく異なるのが分かります。

2020年2月時点のイオン銀行の普通預金の金利は0.001%でした。

つまり学資金を受け取って使わず銀行に預けるよりも、受け取らずにそのまま日本生命に据置されていた方が、利率が良いということです。

預けている場所が違うだけで少しでもプラスになるのなら、ありがたいことですね。

なにより自動で据置されていれば、本当に必要な時まで使わずに確実にとっておけます。

またこの据置金は、契約者の申し出があればいつでも自由に引出すことが可能です。

ただ「据置金」は、支払い日の時点で一度受け取ったことになっているので、「一時所得」という税金が発生します。

「一時所得」については後項「加入後に支払う必要がある税金」にて詳しく説明します。

受取り方法

日本生命の学資保険「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」の「お祝金」・「ニッセイ 学資保険」の「こども祝金」は、どちらも「生存給付金」という別名があります。

この受け取り方法は契約日によって下表9のように異なります。

 

表9 生存給付金受け取り方法

契約日 2012年4月2日以降 2012年4月2日以前
日本生命から
の連絡
支払期日の約2カ月前に、生存給付金に関する案内が郵送されてくる。
生存給付金は自動的に据置かれる。
契約日が2012年4月2日以降以前では、案内ハガキの様式が違う。
生存給付金
受け取り
手続き方法
据置かれた生存給付金は、支払(据置)年月日以降にホームページからログインすれば引出し手続きができる。 手続書類に必要事項を記入して、返送用封筒で返送する。
もしくは担当者か窓口への持参でも可能。約1週間で書類確認手続き完了。
期日に支払われる。

契約時期によって受け取り方法はインターネットか書類かで違い、書類の方が手間も日数もかかるという事がわかります。

今から契約する場合は、インターネットで簡単に手続きができるのでありがたいですね。

一方で「学資年金」はその都度口座に振り込まれます。これも一括で受取ることも可能ですが、その分目減りしてしまうので、できれば予定通り受取った方がおススメです。

受取金額例

前項「教育資金の受取時期・方法・具体的な金額は?」で、「お祝金」・「こども祝金」・「学資年金」の、受取時期や仕組みについて説明しました。

仮に受取総額をおおよそ「300万円」で契約した場合にいつ・いくら受け取れるのか。下表10で具体的な数字をみてみましょう。

 

表10 受取総額おおよそ「300万円」とした場合の
「お祝金」・「こども祝金」・「学資年金」

商品名 ニッセイこどもの保険 げ・ん・き ニッセイ 学資保険
プラン 満期保険期間
18歳まで
満期保険期間
22歳まで
お祝金あり お祝金なし
基準保険金額 230万円 215万円 85万円 100万円
6 23万円 22万円 17万円
12 23万円 22万円 17万円
15 23万円 22万円 17万円
18 230万円 22万円 85万円 100万円
19 43万円 50万円
20 43万円 50万円
21 43万円 50万円
22 215万円 43万円 50万円
合計 299万円 301万円 306万円 300万円

上表10より、受取総額をおおよそ300万円とした場合、商品・プランによって基準保険金額が異なります。

ここで重要なのは「受取時期」と「金額」です。私立の小中高校に行く可能性もあるのか、

大学の入学時に一括で受け取りたいのか、留学・大学院への進学なども考慮しておくのか。

ご家庭によって考えは様々です。

夫婦でよく話し合い、自分達の考えにあったプランを選択するようにしましょう。

「基準保険金額」の設定によって割引がある

「基準保険金額」とは?

日本生命における「基準保険金額」とは、契約時に設定する金額の事で、この金額を基準に受け取る「お祝金」・「こども祝金」・「学資年金」が決まります。

設定した「基準保険金額」と契約者の年齢・性別によって、月々の払込保険料が変わる仕組みです。

保険料の平等性を測るため、契約者の年齢が若い女性である方が病気や怪我のリスクが低いので、保険料は安くなります。

 

表11 基準保険金額設定額

最低金額 最高金額 単位
70万円~
(契約者の年齢により異なる)
契約者の年収によって異なる 5万円単位

上表11より、基準保険金額の設定は最低70万円から、5万円単位で設定できます。

ただし契約者の年齢によって設定できる最低金額は異なるので、気になる方は保険会社に相談してみてください。

また、最高設定金額は契約者の年収によって、支払える範囲で設定が可能です。

基準保険金額額の設定は月々の保険料を高くしすぎないように、慎重に考えましょう。

保険料単価は3段階

保険料単価とは、基準保険金額10万円あたりの保険料のことです。

これは契約内容・契約者の年齢と性別によって単価基準が異なります。

たとえば、基準保険金額が100万円で保険料単価が1,500円の場合、月々の保険料は15,000円です。

【計算式:基準保険金額100万円÷10万円×保険料単価1,500円=月々保険料15,000円】

 

日本生命ではこの保険料単価が、基準保険金額によって3段階で異なります。

例えば、契約者が男性で30歳・子どもは0歳・祝金無し・保険料払込期間18年・月払の場合は下表12の様になります。

 

表12 基準保険金額により異なる保険料単価

基準保険金額 70万円未満 70万円~100万円 100万円以上
保険料単価 1,395円 1,365円 1,335円

上表12より、基準保険金額の設定が100万円以上からは保険料単価が一番安く、より返戻率も上がるということがわかります。

もし保険料を前納する場合、前納するときの保険料単価は、基準保険金額70万円以下の一番高い保険料単価で再計算されます。

日本生命が前納された保険料を充当するときは、設定した基準保険金額に基づいた額で計算しなおされ、残額は保険料の払い込みが完了したら契約者に戻されます。

 

加入後の嬉しい特典

ずっともっとサービス

日本生命では、保険加入者に限り24時間365日の電話無料相談サービスを利用することができます。

急な怪我や病気以外にも、栄養や成長についての悩み事などを専門家の方に相談することができるのです。

また契約者が女性の場合、女性の専門家に自身の悩み相談も相談することができます。

配当金制度がある

配当金制度とは、日本生命の経営状態によって支払われるお金のことです。

日本生命の決算状況や契約の収支状況によっては、配当金が支払われない場合もあります。

必ずもらえるお金という訳ではありませんが、嬉しい制度です。

この配当金は5年ごとに計算され、支払われます。

自動で据置となり所定の利率で利息が付き、契約者からの請求があれあいつでも引き出すことが可能です。

「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」の口コミ

良い評価の口コミ

良い評価の口コミでは、「保障内容が充実している」・「子どもの医療保障も付加できるのが良い」・「契約者が三大疾病や所定の介護状態になった場合でも、保険料が免除になるのがありがたい」」という声がありました。

厚生労働省の「平成30年(2018)人口動態統計月報年計(概数)の概況」「第7表 死亡数・死亡率(人口10万対),性・年齢(5歳階級)・死因順位別」によると、日本人の最大死亡要因は悪性新生物(癌)。

2番目に多いのは心疾患。

近年の医療技術は常に進歩し続けていますが、いまだに三大疾病は撃退できていません。

他人事ではない事態にしっかりと備えておくことで、今後の不安を少しでも取り除けます。

悪い評価の口コミ

一方で悪い評価の口コミでは「保障内容が良い分、返戻率が低くなってしまう」という声が。

育英年金や医療保障などの保障内容が充実する分、返戻率が低くなってしまうのは仕方がないこと。

貯蓄性と保障性のバランスでいえば、とっても良い商品です。

貯蓄性をより重視したいひとは「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」ではなく、「ニッセイ 学資保険」への加入の方がいいかもしれませんね。

「ニッセイ 学資保険」の口コミ

良い評価の口コミ

良い評価の口コミでは、「返戻率が高い」・「育児相談ほっとラインが良い!」・「担当者もニッセイコールセンターも対応が親切丁寧だった」といった声がありました。

「ニッセイ 学資保険」は他社の商品と比べても高返戻率の商品。

加入後に24時間365日利用できる電話育児相談「ほっとライン」は、看護師・医師・栄養士の専門的な話が気軽に聞けるのでとってもありがたいようです。

悪い評価の口コミ

一方で悪い評価の口コミでは「学資年金受取時期の設定を誤ってしまった」という声が。

契約日にもよりますが、学資年金の受取設定年齢を18歳にした場合、大学入学後の受取となることもあります。

担当者がプランを作る際必ず確認をしているので、聞き逃さないよう。

自分たちはいつ学資年金が必要なのか、きちんと考えておきましょう。

契約前に確認しておきたい3つのポイント

①契約できる年齢

祖父母でも契約できる

日本生命の学資保険「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」と「ニッセイ 学資保険」の加入条件は、下表13のようになっています。

 

表13 「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」と「ニッセイ 学資保険」加入条件

上表13より「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」は子どもと契約者の年齢は、満期保険期間に関わらず一定で定められています。

一方で、「ニッセイ 学資保険」は祝金の「あり」・「なし」によって、契約できる年齢が大きく違います。

子どもも契約者も若いうちから検討していた方が、プランを自由に選ぶことができますね。

上表の範囲内であれば、祖父母でも健康状態によっては加入することができます。

その時は親権者の自署が必要なので、あらかじめ予定を合わせておきましょう。

ニッセイコールセンターによると、子どもの年齢は「学年」として計算されるそうです。

例えば3月産まれの子が翌月の4月に加入した場合、その子の年齢は1歳として数えられます。

そうすると保険料の支払期間が短くなるため、月々の保険料金も多少ですが高くなってしまうという欠点が。

学資保険加入の検討をしている人は、年度が変わる4月前に契約を決めた方がおススメです。

出生前加入ができる

日本生命の学資保険「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」・「ニッセイ 学資保険」は、どちらも出産予定日140日前(おおよそ妊娠6ヵ月頃)から加入することができます。

出生前加入のメリットは3つ。

1つは、万が一子どもが流産・死産等により出生しなかった場合、すでに払い込まれた保険料は返金されます。

2つめは、出生前でも契約者が死亡した時は、以後の保険料は免除となり、出生後は予定していた教育資金を受け取ることが可能です。

また、「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」の場合は「育英年金」も毎年支払われます。

3つめは、自分たちにピッタリのプランをじっくり考えることが可能です。

出産後は忙しくて、基準保険金額やプラン内容の相談、契約をする時間もありません。

夫婦どちらかに任せてしまうという方法もありますが、将来の子どものための資金作りはとっても大切なこと。

どちらかだけに負担にならないよう、しっかり話し合った方がより自分たちに合ったプランに決めることができます。

既に日本生命の学資保険に加入することを決めている場合は、早めの加入をした方がお得です。

出生前加入で損をすることはありません。

②健康・職業についての告示する必要がある

日本生命のどの学資保険に加入した場合でも、契約者に万が一の事があった場合以後の保険料が免除されます。

保険金の平等性を測るため、契約者に持病があったり危険な職業に勤務している場合、条件付きの契約や契約が出来ない場合も。

それでも嘘の告示は絶対にしてはいけません。

かならずありのままを保険会社には伝えましょう。

万が一事実と違う告示をした場合、契約は途中でも解除されますし、支払った保険料も返金されません。

また、「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」で子どもの総合医療の特約をつける場合は、保障される子どもの健康状態の告示も必要です。

③保険料の払込

2つの保険料払込方法

日本生命の学資保険「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」と「ニッセイ 学資保険」では、下表14の2つの保険料払込方法があります。

 

表14 日本生命の学資保険「わくわくポッケ」2つの保険料払込方法

振込方法 内容
①口座振替扱い 日本生命指定の金融機関等の中から、保険契約者が指定した口座より自動的に保険料が払い込まれる方法。
②振込扱い 日本生命が送付する払込用紙を使って、指定の金融機関等で保険料の払込みをする方法。

他の保険商品であれば給与からの天引きができる「団体扱」や、ホームページを経由してコンビニエンスストア・ネットバンキング・ペイジー・クレジットカードで支払ができる「インターネット」という方法もありますが、学資保険は上表14の2つのみです。

また、保険料の支払い方法を変更する場合、下表15のような手続き方法があります。

 

表15 保険料払込方法の変更

変更方法 ①口座振替扱 ②振込扱
ホーム―ページ ×
ニッセイコールセンター
窓口
担当職員

上表15より、「口座振替扱」に変更するのはホームページでも簡単にできますが、振込扱は窓口・担当職員でなければできません。

また、別の口座に変更をする場合もホームページ・ニッセイコールセンター・窓口・担当職員の4つの方法で、簡単に手続きをすることができます。

払込期間

日本生命の学資保険「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」・「ニッセイ 学資保険」の、保険料の払込期間は下表16のように決まっています。

 

表16 日本生命の学資保険保険料払込期間

商品名 払込期間
「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」 満期までのみ
 

「ニッセイ 学資保険」

祝い金あり 学資年金払込開始年齢まで
祝い金なし 5年・10年・学資年金
払込開始年齢まで

上表16より「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」は満期までの払込期間のみなので、満期保険期間を18歳とした場合は18歳まで、22歳までとした場合は22歳まで保険料を払い込みます。

一方で「ニッセイ 学資保険」は「祝い金あり」のプランの場合は、学資年金払込開始年齢まで、つまり17歳か18歳までです。

「祝い金なし」のプランの場合は、5年・10年・学資年金払込開始年齢までの3択から選ぶことができます。

保険料払込期間が短ければ短いほど返戻率は上がるので、資金に余裕がある場合は短くするのもありですね。

払込回数は2択

日本生命の学資保険「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」・「ニッセイ 学資保険」は、どちらも毎月1回払う「月払」か、毎年年1回払う「年払」の契約をすることができます。

それぞれの契約によって、下表17のようにまとめて支払うことも可能です。

 

表17 保険料払込回数

方法 対応契約 内容
一括払込 月払のみ 当月分以降3ヵ月~12ヵ月分の保険料をまとめて払込できます。
前納 年払のみ 1年分以上の保険料をまとめて払込できます。

上表17より、年2回払う「半払」はないので注意して下さい。

「一括払込」でも「前納」でも、まとめて支払うと保険料が少し割引されお得になります。

「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」・「ニッセイ 学資保険」の返戻率は?

返戻率とは

返戻率とは、支払った保険料総額に対する受取総額の割合で、%表示されます。

「受取総額」÷「払込保険料総額」×100=「返戻率(%)」

 

という計算式で計算され、「受取総額」は「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」の場合は「お祝金」の総額、「ニッセイ 学資保険」の場合は「こども祝金」・「学資年金」の総額です。

「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」のシミュレーション

シミュレーション条件

日本生命の学資保険「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」に加入した場合の、返戻率のシミュレーションを行ううえで、まずは下表18のようなシミュレーション条件を決めます。

 

表18 加入シミュレーション条件

商品名 ニッセイこどもの保険 げ・ん・き
保険期間 18歳満期
保険料払込期間 18歳払込満了
子どもの年齢 0歳
基準保険金額 150万円
合計受取金額 195万円(6歳15万円+12歳15万円+15歳15万円+満期18歳150万円)

【6歳・12歳・15歳は基準保険金額の10%、満期18歳は100%】

育英年金 60万円【基準保険金額の40%(150万円×40%=60万円)】

※契約者死亡時から満期保険期間まで毎年

特約 契約者保障保険料払込免除特約を付加

上表18において付加した特約では、万が一契約者が死亡・高度の障害状態だけでなく三大疾病や所定の病気・要介護状態時も、以後の保険料の支払が免除されます。

子どもは予定していたお祝金総額195万円だけでなく、毎年60万円の育英年金も受け取ることが可能です。

シミュレーション結果

前項「シミュレーション条件」においての返戻率は、下表19のようになります。

 

表19 「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」シミュレーション結果

子ども

年齢
契約者

年齢
性別 月支払
保険料
年支払
保険料
合計保険料
(18年間)
返戻率 利差額
0歳 30歳 ¥10,759 ¥129,108 ¥2,323,944 83.91% -¥373,944
¥10,714 ¥128,568 ¥2,314,224 84.26% -¥364,224

上表19より、返戻率は84%前後でした。

上表19の一番右の項目「利差額」で分かるように、18年間で合計37万円近くを支払うだけで、育英年金や契約者保障保険料免除特約という手厚い保障がつけられるのはとっても魅力的です。

「ニッセイ 学資保険」シミュレーション

シミュレーション条件

日本生命の学資保険「ニッセイ 学資保険」に加入した場合の、返戻率のシミュレーションを行ううえで、まずは下表20のようなシミュレーション条件を決めます。

 

表20 加入シミュレーション条件

商品名 ニッセイ 学資保険
保険期間 22歳満期
保険料払込期間 18歳払込満了
子どもの年齢 0歳
基準保険金額 100万円
祝金「なし」の
場合の
合計受取金額
300万円

(18歳100万円+19歳50万円+20歳50万円+21歳50万円+22歳50万円)

【18歳は基準保険金額の100%、19歳・20歳・21歳・22歳は50%】

祝金「あり」の
場合の
合計受取金額
300万円+こども祝金60万円=360万円

(こども祝金:6歳20万円+12歳20万円+15歳20万円)

【こども祝金:6歳・12歳・15歳は基準保険金額の20%】

お祝金「なし」のシミュレーション結果

前項「シミュレーション条件」においての返戻率は、下表21のようになります。

 

表21 「ニッセイ 学資保険」・お祝金「なし」・「月払」シミュレーション結果

前項「契約できる年齢幅はちょっと狭い」より、契約者の年齢によって保険料払い込み期間の制限があります。

上表21において、50歳の場合の保険料払い込み期間は5年です。

上表21の結果より、どの年齢においても返戻率は高く結果的に8~22万円分もプラスになります。

もし、上表21と同じ条件下で月々の保険料を「年払」でまとめて支払った場合、下表22のような結果になります。

 

表22 「ニッセイ 学資保険」・お祝金「なし」・「年払」シミュレーション結果

上表22より、保険料をまとめて支払う「年払」の場合、返戻率はより高くなります。

上表22一番右側の「利差額」では、月払の得た「返戻額」と年払の「返戻額」の差額を示しています。

お祝金「あり」のシミュレーション結果

前項「シミュレーション条件」においての返戻率は、下表23のようになります。

 

表23 「ニッセイ 学資保険」・お祝金「あり」・「月払」シミュレーション結果

前項「契約できる年齢幅はちょっと狭い」より、お祝金「あり」のプランの場合、契約できる契約者の年齢は39歳までとなっています。

上表23の結果よりお祝金「なし」の返戻率に比べると多少劣るかもしれませんが、こちらもどの年齢においても返戻率は高く、8~10万円分もプラスになります。

もし、上表23と同じ条件下で月々の保険料を「年払」でまとめて支払った場合、下表24のような結果になります。

 

表24 「ニッセイ 学資保険」・お祝金「あり」・「年払」シミュレーション結果

上表24より、保険料をまとめて支払う「年払」だとさらに返戻率は高くなります。

上表24一番右側の「利差額」では、月払の「返戻額」と年払の「返戻額」の差額を示しています。

公式HPでシミュレーションができる

日本生命の学資保険「ニッセイ 学資保険」のみ、公式ホームページで加入シミュレーションをすることが可能です。

加入する子どもの生年月日と契約者の生年月日を入力すると、最初は、モデルプランが出てきます。

その後、「学資年金開始年齢」・「保険料払込期間」・「基準保険金額」の変更したもので再計算することも可能です。

住所や電話番号など個人情報を入力する必要がないので、気軽にシミュレーションすることができますね。

ただし「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」においては、公式ホームページでの試算をすることができないので、気になる場合は無料の相談に問い合わせましょう。

他社との比較

「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」

商品概要・特徴の比較

日本生命の学資保険「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」を、他社の保障重視の商品と比較してみました。

 

表25 日本生命の学資保険「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」比較

上表25中の「学資金受取方法」にある「祝金型」とは所定の年齢時に受取れる方法、「年金型」とは所定の年齢以降4~5年間毎年受取れる方法です。

上表25の「基本保障」と「特約」より、日本生命では通常の学資保険にもある、「保険料免除」と子どもの「死亡給付金」にプラスαとして「育英年金制度」が基本保障に入っています。

それ以上の契約者が三大疾病などになった場合にも保険料が免除される保障や、子どもの医療保険からが特約となっているので、どちらかというとシンプルな構成です。

また子どもの医療特約において、日本生命の「子ども総合医療保険」は入院も手術も総合的に保障してくれます。

なので、契約時に迷うことも、万が一の時に「あの時手術の保障もつけておけばよかった…」と後悔することもありません。

返戻率の比較

上表25中に挙げた保障重視の商品の返戻率を比較しようとしましたが、払込期間・満期保険期間・保障内容がどこも大きく異なる為、残念ながら出来ませんでした。

同じような保障内容でも給付される金額が違うので、保障重視の学資保険において、単純な返戻率の比較をすることはできません。

「ニッセイ 学資保険」

商品概要・特徴の比較

日本生命の学資保険「ニッセイ 学資保険」を、他社の商品と比較してみました。

 

表26 日本生命の学資保険「ニッセイ 学資保険」比較

上表26の「プラン数」をみると、日本生命はあまりプラン数が多くないということが分かります。

他社では満期年齢・保障内容・学資金の受取金額割合などによって、様々なプランを作れることができるのです。

日本生命の学資保険「ニッセイ 学資保険」は商品の多様性という点が、多少弱いかもしれません。

しかし、返戻率が一番高いという強みをもっています。

返戻率の比較

所定の年齢に学資金を受け取れる「祝金型」商品の場合、保険金を支払う時期が年金型より早く来ることで、保険会社の資金運用により年金型と比べると返戻率が低くなっていまいます。

日本生命の「ニッセイ 学資保険」は基本は年金型ですが、「祝い金」を付加させることも可能です。

前項の上表26中に挙げた商品の中で、祝金型商品との返戻率の比較を、子どもの年齢を0歳として行いました。

 

表26 【祝金型】払込期間18歳までの場合の返戻率比較

上表26より、各社の商品によって積立金額・払込期間が少し異なるので一概にはいえませんが、日本生命の学資保険「ニッセイ 学資保険」が一番高返戻率であるということが分かります。

仮に300万円の積み立てにおいて、1%の違いは3万円もの違いになるのです。

一方で、「年金型」商品の返戻率を比較してみましょう。同じく子どもの年齢は0歳です。

 

表27 【年金型】払込期間10歳までの場合の返戻率比較

 

表28 【年金型】払込期間18歳までの場合の返戻率比較

上表27・28より、年金型においても商品によって積立金額・払込期間が少し異なるので一概にはいえませんが、やはり日本生命の学資保険「ニッセイ 学資保険」は高返戻率であるということがいえます。

たかが数%ですが、されど数%です。

積立てる会社が違うというだけで、数万円違うというのは大きな差ではないでしょうか。

保険料の支払いが遅れてしまった時

契約解除予定日は3か月後

もし保険料の支払いが滞ってしまったとき、日本生命から払い込み案内の催告書が送られてきます。

催告書に記載されている、契約解除の予定日は3か月後の契約応当日です。

例えば月ごとの契約応当日が4月1日で、4月30日までに保険料が払い込めなかったとします。

その場合、6月30日までに払い込みが無ければ、7月1日から契約解除となります。

自動振替貸付制度はない

「自動振替貸付制度」とは、解約払戻金の範囲内であれば、所定の利率で計算された利息を付けて、自動的に保険料に振り返られるという仕組みのこと。

他社ではよく見られる制度ですが、日本生命ではこれを採用していないので注意が必要です。

「新しい契約」において生じる不利益

万一契約が解除となってしまった場合でも、新しく契約をすることが可能です。

しかし新しく契約をする場合、下表29の様な不利益が生じるので、気をつけてください。

 

表29 新しい契約において不利益になる部分

項目 内容
保障内容 育英年金・契約者が所定の高度障害状態にあった時の保険料の免除が無い。
保険料 高くなる場合がある。
告示 新たに健康状態の告示をする必要があり、場合によっては契約できない。

上表29より、一度契約してしまうとあらゆる面で不利益になってしまうことが分かります。

一度契約したら、できるだけ解約してしまわないよう、保険料の設定には余裕を持ちましょう。

もしも解約した場合

「解約払戻金」と「配当金」

「解約払戻金」とは、途中で契約を解約・減額すると受け取ることができるお金のこと。

ただし、契約していた期間が短いと払戻金はなかったり、あってもごくわずかです。

また解約時期によっては、日本生命の経営状態によって受け取れる「配当金」も少なくなったり、場合によっては受け取れません。

途中解約・減額は必ず損をするので、できれば継続し続けられるよう、月々の保険料は余裕をもった額に設定しましょう。

解約しても「月ごと契約応当日の前日」までは保障される

日本生命では1カ月単位での保障の提供を行っているので、万が一解約してしまった場合でも、「月ごと応当日の前日」までは保障を続けてくれます。

例えば「月ごと応当日」が1日だった場合、4月15日に解約しても4月30日までは保障が続くということです。

その期間内に万が一保険金を支払う出来事が起きた場合、既に受け取っている「解約払戻金」を差し引いた額が保険金として支払われます。

「契約者貸付制度」を利用できる

「契約者貸付制度」とは?

「契約者貸付制度」とは、解約払戻金の範囲内であれば、日本生命所定の利息で契約者に資金を貸してくれるという制度です。

保険料の支払が間に合わなかったり、急に資金や一時金が必要な場合に、とっても助かります。

借りる期間や金額にもよりますが、一般的にはキャッシングローンで借りるよりも利率が低くすみます。

手続き方法は5つ

契約者貸付の手続きは、次の5つ方法でできます。

①スマートフォンのアプリ、②インターネット、③ニッセイコールセンター、④窓口、⑤担当職員。

どの方法も簡単で、忙しい人でもすぐに手続きが可能です。

 

表30 取り扱い可能時間

手続き方法 ②インターネット ③ニッセイコールセンター ④窓口
月曜~金曜 8:00~23:45 9:00~18:00

9:00~15:30

9:00~18:00

など、各店舗による

土曜日 9:00~17:00 各店舗による
日曜日 8:00~20:00 時間外 時間外

上表30の時間は2020年2月時点のものなので、変更になる可能性があります。

またニッセイコールセンターによると、契約者が指定する銀行にもよりますが、平日午後2時までに手続きをすればその日のうちに貸付金の入金が完了するそうです。

利率は契約日によって異なる

貸付金の利率は契約日によって下表31の様に異なります。

 

表31 契約日による契約者貸付利率の違い

契約日 利率
2014年4月2日以降の契約 年3.00%
1996年4月2日~2014年4月1日までの契約 年3.75%
1994年4月2日~1996年4月1日までの契約 年4.75%
1994年4月1日以前の契約 年5.75%

上表31の利率は経済や社会情勢等によって変更されることがあるので、注意して下さい。

日本生命のホームページ「主な諸利率」で、いつでも確認することができます。

上表31より、仮に2020年2月に契約した場合年3.00%になるので、10万円借りたとしても利息分は3,000円です。

キャッシングローンは各社キャンペーン等を行っていて、期間によっては利息なしということもあります。

ただ、同時期の「アイフルキャッシングローン」では年間実質利率は3.00~18.00%。

一概にはいえませんが利率だけでみると、契約者貸付を利用した方が利息分は抑えることができます。

所得税・住民税が控除される

年末調整・確定申告の時に申請する

日本生命の学資保険「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」・「ニッセイ 学資保険」どちらも年末調整・確定申告時の「生命保険料控除」の対象です。

「生命保険料控除」とは、1月~12月までに支払った年間合計の生命保険料によって、所得税と住民税が一定額控除されるという制度。

会社の年末調整または確定申告の際に申告すれば、控除を受けることが可能です。

申告の際は、申請書に必要事項を記載し、日本生命から毎年10月中旬から下旬に送られてくる「生命保険料控除証明書」を添付する必要があります。

「生命保険料控除証明書」が重要

届いた「生命保険料控除証明書」は、大切にとっておかなければなりません。

万が一なくしてしまったり、何かの手違いで届いていない場合は、再発行の手続きを行いましょう。

日本生命のホームページ「生命保険料控除証明書を再発行する」によると、①インターネット・②ニッセイコールセンター・③来店・④担当者という4つの手続き方法で行うことができるそうです。

①インターネット・②ニッセイコールセンターの場合は郵送で届くので、余裕をもって手続きをしましょう。

③窓口であれば即日発行できるので、急ぎの場合はそちらで手続きを。

いくら控除される?

所得税の控除額

国税庁の「所得税の生命保険料控除」によると、年間合計支払保険料額によって下表32の計算方法で所得税が控除されます。

控除額は契約時期によって異なりますが、上限は40,000~50,000円です。

 

表32 所得税の生命保険料控除額算出

契約区分 年間合計支払保険料額 所得税控除額
2011年12月31日

以前の契約

(旧契約)

~25,000円 支払保険料等の全額
25,000円~50,000円 支払保険料等×1/2+12,500円
50,000円~100,000円 支払保険料等×1/4+25,000円
100,000円以上 一律50,000円

2012年1月1日

以降の契約

(新契約)

~20,000円 支払保険料等の全額
20,000円~40,000円 支払保険料等×1/2+10,000円
40,000円~80,000円 支払保険料等×1/4+20,000円
80,000円以上 一律40,000円

住民税の控除額

各自治体の「住民税の生命保険料控除」によると、年間合計支払保険料額によって下表33の計算方法で住民税が控除されます。

控除額は契約時期によって異なりますが、上限は28,000~35,000円です。

 

表33 住民税の生命保険料控除額算出

契約区分 年間合計支払保険料額 住民税控除額
2011年12月31日

以前の契約

(旧契約)

~15,000円 支払保険料等の全額
15,000円~40,000円 (支払保険料等×1/2)+7,500円
40,000円~70,000円円 (支払保険料等×1/4)+17,500円
70,000円以上 一律35,000円

2012年1月1日

以降の契約

(新契約)

~12,000円 支払保険料等の全額
12,000円~32,000円 (支払保険料等×1/2)+6,000円
32,000円~56,000円 (支払保険料等×1/4)+14,000円
56,000円以上 一律28,000円

加入後に支払う必要がある税金

「受取人」の設定によって支払う税金が異なる

契約の際、「お祝金」・「こども祝金」・「学資年金」を受け取る「受取人」を決めます。

子どもの為の保険だから「受取人」=「子ども」が普通かと思われますが、実はこれは誰でも大丈夫なんです。

その受取人の設定によって「お祝金」・「こども祝金」・「学資年金」を受け取った時に支払う税金額が下表34の様に変わります。

 

表34 受取人の違いによる税金の違い

受取人 受取方法 対象保険金 扱い 税金
契約者 所定の年齢時に
受け取る「祝金型」
=「祝金」
「こどもの保険げ・ん・き」の「お祝い金」

「学資保険」の
「こども祝金」

一時所得

所得税

一定の年齢以降毎年
受け取る「年金型」
=「学資金」
「学資保険」の「学資年金」 雑所得
契約者
以外
どの場合においても 贈与 贈与税

それぞれの契約において、受取人による税金の違いをみてみましょう。

「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」の場合

「受取人」=「契約者」の場合は「一時所得」

「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」の契約において「受取人」を「契約者」と同じにすると、「一時所得」という扱いになります。

国税庁の「一時所得」によると、「一時所得」では「受取る金額」-「支払った金額」-「50万円の控除」という計算をして、残った金額が課税対象です。

日本生命の学資保険「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」の「お祝金」は特約をつけなくても、「支払った金額」より「受取る金額」が少ないので、受取人を契約者にしておけば「一時所得」を支払う心配はありません。

「受取人」=「契約者以外」の場合は「贈与税」

「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」の契約において「受取人」=「配偶者」・「子ども」など、「契約者以外」にした場合は、「贈与税」という扱いになります。

国税庁の「贈与税がかかる場合」によると、贈与税は「その年の1月1日から12月31日までに受取った金額」-「110万円の控除」という計算をして、残った金額が1円以上からが課税対象です。

例えば基準保険金額を150万円とした場合、6・12・15歳の時に受取る「お祝金」は基準保険金額の10%、満期の18歳では100%を受け取ることが出来ます。

その時受取人を契約者以外にした場合、下表35の様になります。

 

表35 「ニッセイ こどもの保険 げ・ん・き」の贈与税

6・12・15歳 18歳
年間受取金額 ¥150,000 ¥1,500,000
控除額 ¥1,100,000 ¥1,100,000
差引き -¥950,000 ¥400,000
課税金額 マイナスの為非課税 ¥400,000

上表35において、「お祝金」は基本的には自動で据置となりますが、支払い日に1度受取ったことにはなっているので、その都度計算されます。

6・12・15歳までの「お祝金」は基準保険金額の10%なので、贈与税が発生する可能性としては低いです。

しかし、「満期祝金」は基準保険金額の100%なので、贈与税が発生する可能性があります。

「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」において、「受取人」=「契約者」にして「一時所得」扱いにした方が課税の心配がありません。

「ニッセイ 学資保険」の場合

「受取人」=「契約者」の場合で「こどもお祝金」は「一時所得」

「ニッセイ 学資保険」の契約において「受取人」を「契約者」と同じにすると、6・12・15歳で受取る「こども祝金」は「一時所得」、18歳以降5年間受取る「学資年金」は「雑所得」という扱いになります。

まず「一時所得」を確認しましょう。

国税庁の「一時所得」によると、「一時所得」では「受取る金額」-」「支払った金額」-」「50万円の控除」という計算をして、残った金額が課税対象です。

「こども祝金」は保険料を支払い始めて最初の段階で受け取れるお金なので、利益分は発生しません。

その段階では元割れしていますし、仮に自動据置によって一括で受け取ったとしても、受取時期には一度受け取ったことになっています。

つまりその都度一時所得が計算されているので、据置金を満期に一括で受取っても課税される心配はありません。

「受取人」=「契約者」の場合で「学資年金」は「雑所得」

次に「雑所得」について、確認しましょう。学資保険において、年金という形で毎年お金を受け取ると「雑所得」という扱いになります。

雑所得の計算方法は「総収入金額」-「必要経費」という計算式ですが、学資保険での「総収入金額」とは「その年に受け取る学資年金年額」、「必要経費」とは「受取る学資年金額に対して支払った額」のことです。

計算式は次のようになります。

「受取金額」-「受取金額」×(「総支払保険料」÷「総受取学資年金額」)=「雑所得」

 

つまりは、どのぐらい利益を得ているか計算できれば大丈夫です。

例えば契約者が男性30歳で基準保険金額100万円・お祝金「なし」の場合、月々の保険料は13,350円なので、下表36の様になります。

 

表36 「ニッセイ 学資保険」においての雑所得

学資年金 受取金額 総支払保険料 総受取学資年金額 雑所得
第1回 ¥1,000,000 ¥2,883,600 ¥3,000,000 ¥38,800
第2~4回 ¥500,000 ¥19,400

上表29においての学資年金を受取る場合、必ず雑所得が発生することが分かります。

しかし契約者が会社員など「給与所得者」の場合、給与所得・退職所得以外の所得が20万円までは非課税です。

なので上表36の場合、他に雑所得がなければ税金を支払う必要はありません。

しかし「自営業」の場合は上表36におい全額が課税対象です。

雑所得が課税対象になった場合、所得税と住民税の2つが課かってきます。

所得税は課税される所得金額により異なり税率は5~45%で、住民税は住んでいる場所によって少しだけ差がありますが、ほとんどの所が10%です。

仮に所得税20%・住民税10%とした場合、上表36の雑所得分の税金額は下表37の様になります。

 

表37 雑所得における所得税・住民税額

学資年金 雑所得 所得税(20%) 住民税(10%) 合計 総合計
第1回 ¥38,800 ¥7,760 ¥3,880 ¥11,640 ¥34,920
第2~4回 ¥19,400 ¥3,880 ¥1,940 ¥5,820

上表37より、契約者の職業によっては支払う税金額がかなり変わってしまう、ということが分かります。

「受取人」=「契約者以外」は「贈与税」

「ニッセイ 学資保険」の契約において「受取人」=「配偶者」・「子ども」など、「契約者以外」にした場合は、「贈与税」という扱いになります。

国税庁の「贈与税がかかる場合」によると、贈与税は「その年の1月1日から12月31日までに受取った合計金額」ー「110万円の控除」という計算をして、残った金額が1円以上からが課税対象です。

例えば、基準保険金額を120万円にした場合で計算してみると、次の様になります。

 

表38 学資年金の受取方の違いによる贈与税の課税金額の違い

第1回学資年金額 第2~4回学資年金
年間受取金額 ¥1,200,000 ¥600,000
控除額 ¥1,100,000 ¥1,100,000
差引き ¥100,000 -¥500,000
課税金額 100,000円が課税対象 マイナスなので非課税

上表38より、第1回の学資年金額を受け取るときのみ、100,000円分が課税対象となっていることが分かります。

基準保険金額の設定金額によっては、贈与税が発生するので注意が必要です。

「ニッセイ 学資保険」の場合、契約者の職業によっては「受取人」を「契約者」か「契約者以外」に変えた方がよさそうです。

「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」のメリット・デメリット

2つのメリット

①保障が充実している

日本生命の学資保険「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」の最大のメリットは、保障内容が充実しているところです。

育英年金制度が元々ついているので、契約者が万が一死亡もしくは高度の障害状態になった場合、以後の保険料が免除になるだけでなく子どもは毎年基準保険金額の40%を受け取ることができます。

さらに特約で、契約者の三大疾病の時の保障や子どもの医療特約も付けることが可能です。

②お祝金に利息がつく

6・12・15歳で受け取れる「お祝金」は、自動で日本生命に据置され、所定の利率で利息がつきます。

利率は社会情勢や経済状況によって変化しますが、2020年2月時点では銀行の普通預金よりも利率は高く、日本生命に預けておいた方が少しでも増やすことが可能です。

1つのデメリット

①元割れする

前項「シミュレーション結果」で、日本生命の学資保険「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」の返戻率はおおよそ84%程度でした。

「ニッセイ 学資保険」などの高返戻率な学資保険では104%~107%のものもあります。

保障内容がこれだけ充実していて84%もの返戻率であることは、他社と比較するとかなりすごいことなのですが、貯蓄性を重視している人には向いていない商品です。

今後の万が一にしっかり備えたい人や、子どもの医療保険を別で加入することを考えている人には向いています。

「ニッセイ 学資保険」のメリット・デメリット

2つのメリット

①返戻率が高い

前項「シミュレーション結果」で、日本生命の学資保険「ニッセイ 学資保険」の返戻率はおおよそ102~108%でした。

これは祝金「あり」・「なし」や保険料の支払い年数によって大きく変わりますが高返戻率な商品と言えます。

契約者が死亡もしくは高度の障害状態になった場合、以後の保険料が免除されるという基本的な保障をつけていながら、しっかりと貯蓄ができるというのは本当にありがたいです。

貯蓄性を重視している人にとってはピッタリな商品ではないでしょうか。

②保険料払込期間が早く終わる

日本生命の学資保険「ニッセイ 学資保険」は保険料の払込期間が5年・10年・学資年金開始時の3つから選ぶことができます。

保険料払込期間が短いほど返戻率は上がりますが、学資年金開始時までの18歳を選択した場合でも、保険料期間は22歳まで。

保険料の払い込み期間が早く終わるのに、長期で子どもの安心安全を保障してくれます。

1つのデメリット

①保障内容は普通

日本生命の学資保険「ニッセイ 学資保険」のデメリットは、強いて言うならば保障内容が普通であるということ。

子どもの医療特約などをつけることはできず、学資保険では基本的な保障である、契約者が死亡もしくは高度の障害状態になった場合に以後の保険料が免除されるというもののみです。

保障内容をより充実させたものにする場合は「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」を選んだ方がいいでしょう。

まとめ

日本生命の学資保険は、保障重視と貯蓄重視、それぞれの希望に対応した商品が用意されています。

保障重視の「ニッセイこどもの保険 げ・ん・き」は契約者が死亡もしくは高度の障害状態になった場合、以後の保険料が免除されるだけでなく、子どもが毎年基準保険金額の40%を受け取ることができるという「育英年金制度」がついています。

特約を付ければ契約者が三大疾病の場合でも同じような保障が受けれたり、子どもの入院や手術の時に一時金を受け取ることも可能です。

元割れはしてしまいますが、充実した保障内容に対して返戻率は高い方です。

一方で貯蓄重視の「ニッセイ 学資保険」は、保障内容は通常の学資保険と特に変わりませんが返戻率は102~108%と高返戻率。

貯蓄性を重視している人にはぴったりの商品です。

またこちらの商品はプランによって、保険料払込期間が3つから選ぶことができ、どの払込期間選んでも、子どもが大学卒業頃まで保障が続きます。

どちらの商品もとっても魅力的で、幅広くニーズに答えてくれているので、自分に合った保険が見つけられそうです。

「日本生命」は各外部機関からの評価も高く、大切な資金を安心して預けられます。

ぜひ一度、検討してみてください。

 

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