かんぽ生命学資保険の返戻率を計算してシミュレーション【2020年版】他社との違いも徹底比較!

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」には、給付金の受け取り方法によって異なる、3つのプランがあります。

①大学入学時、②小・中・高・大学入学時、③大学入学後4年間の3つです。

どのプランにおいても、万が一契約者が死亡もしくは重度の障害状態になった場合、以後の保険料は免除されます。

2016年以降、返戻率は100%を下回るようになってしまったかんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」ですが、実際に契約した場合何%なのでしょうか。

商品のメリット・デメリット、会社として信頼しても大丈夫なのか、併せてご紹介します。

そもそも「かんぽ生命」って?

「簡易生命保険」=「かんぽ生命」

「『かんぽ生命』って郵便局の保険のことでしょ」と誰もが知っているかもしれませんが、会社としての特徴を少しご紹介します。

かんぽ生命は1916年に「簡易な手続きで、国民の基礎的生活手段を保障する」という理念のもと「簡易生命保険」として誕生して以来、長い歴史を持ちます。

保険契約の募集・保険料の収納・保険金の支払などの一部の業務を日本郵政株式会社、つまり郵便局に委託しているのです。

全国の郵便局を通じて「養老保険」や「終身保険」を中心とした小口商品とサービスの提供をして、他の保険会社とは異なる独自のビジネスモデルの展開をしています。

他社と比べるとトップの「支払余力」

「支払余力」=「ソルベンシーマージン比率」とは、大災害や株の大暴落など、予想もしない出来事にも支払対応ができるかを示す数値です。

行政監督上の指標の1つで、健全性の基準は200%。200%を下回った場合は、金融庁長官によって早期に経営の健全性の回復を図るための措置が取られます。

かんぽ生命と他社のソルベンシーマージン比率を、下表1にまとめました。

 

表1 各社ソルベンシーマージン比率比較

社名 かんぽ生命 日本生命 第一生命 住友生命 明治安田
生命
支払余力 1,188.0% 996.6% 988.0% 915.6% 1,015%
参考データ 2018年度末
決算
2018年度
本決算
2019年
12月末
2019年
3月末
2019年
9月末時点

上表1より、会社によって決算時期や算出時期がことなるので一概には言えませんが、かんぽ生命の支払余力がダントツであることが分かります。

「格付け」はA

かんぽ生命は定期的に第三者機関へ格付けを依頼して、下表2のような評価を得ています。

各社の「格付け」とは、企業の健全性に関する意見として判断・公表するものです。

「AAA」が最高評価で「D」が最低評価、それらに加えて「+」や「-」などが用いられます。

 

表2 かんぽ生命2019年5月日時点格付け

格付会社 評価 格付内容
S&P
(スタンダード・アンド・プアーズ)
A 保険財務力格付け
JCR(日本格付け研究所) AA 保険金支払能力格付
R&I(格付投資情報センター) AA-

保険金支払能力

上表2より、かんぽ生命は世界的格付け会社から高評価を得ていて、安心できる会社だと客観的にいえるのです。

かんぽ生命は不祥事があったけど大丈夫?

2019年8月、かんぽ生命の不祥事がニュースとなりました。

顧客に対して不利益な契約や保険の乗り換え、解約をさせたということで問題になったのです。

不適切な契約事例は18万件以上にも上ると言われています。

郵便局員はノルマ達成のため、高齢者に不要な契約を結ばせるなど、悪質なケースが目立ちました。

今後は約3,000万件の全契約を対象に、そういった販売が無かったかを調べるそうです。

書類を郵送して、希望があれば訪問調査も行ってくれます。

信頼を取り戻すべく、原因をしっかりと究明していくそうです。

この不祥事はもちろんかんぽ生命が全面的にいけないのですが、保険の内容を理解せずに承諾してしまった、契約者にも多少の落ち度が見られます。

かんぽ生命に限らずどこの保険会社の商品においても、きちんと内容理解した上で契約をしなければ、自分の意向に沿った保険ということにはなりません。

本当に自分達に合っているのか、分からないところは外交員にきちんと説明してもらい、納得がいかない場合は契約をするべきではないのでしょう。

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」ってどんな商品?

3種類から選ぶことができる

プランによって学資祝金の受取時期が違う

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」は、3つからプランを選ぶことができます。

プランの違いは、学資祝金の受け取り時期。給付金額と年齢によるプランの違いを、下表3にまとめました。

 

表3 プランによる学資祝金受け取り時期と金額の違い

受取年齢/プラン ①大学入学時 ②小・中・高・大学入学時 ②大学入学以降
4年間
満5歳8ヵ月 5%
満11歳8ヵ月 10%
満14歳8ヵ月 15%
満18歳(満17歳) 100% 100% 25%
満19歳 25%
満20歳 25%
満21歳 25%

上表3の「受取年齢」は、契約した日から数えた「○年」「○ヵ月」の「契約応当日」ごとの子どもの年齢であって、実際の子どもの誕生日とは異なります。

また受け取り金額は契約時に設定する、「基準保険金額」に上表3の%を乗じた額です。

「基準保険金額」を設定する

かんぽ生命における「基準保険金額」とは、契約時に設定する「学資祝金」の基準となる金額の事。

仮に基準保険金額を300万円とした場合、前項の受取金額を具体的な金額下表4に示してみましょう。

 

表4 基準保険金額を300万円とした場合のプランによる学資祝金の違い

受取年齢/プラン ①大学入学時 ②小・中・高・大学
入学時
②大学入学以降
4年間
満5歳8ヵ月 15万円
満11歳8ヵ月 30万円
満14歳8ヵ月 45万円
満18歳(満17歳) 300万円 300万円 75万円
満19歳 75万円
満20歳 75万円
満21歳 75万円
合計 300万円 390万円 300万円

「基準保険金額」・子どもの年齢・契約者の年齢と性別の4つの要素によって、「月々保険料額」が決まりますが、もちろん「月々保険料額」や「受取総額」から「基準保険金額」を決めることもできます。

契約者が若い女性である方が病気や怪我のリスクが低いので、これも保険料の公平性の為に保険料は安くなりますね。

また契約中に「月々保険料(=基準年金額)」を減額することはできますが、増額することはできません。

減額すると保険料が割高になってしまうので、契約時は本当に支払っていけるかをよく検討しましょう。

受け取り方は?

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」では、プランによって受取時期が下表5の様に異なります。

 

表5 学資祝金受取り時期の違い

プラン ①大学入学時 ②小・中・高・大学
入学時
②大学入学以降
4年間
受取時期の違い 【満期学資祝金】
契約応当日
【学資祝金】
12月1日以降
【学資年金】
契約応当日ごと
毎年4年間
【満期学資祝金】
契約応当日

上表5において、基本は契約応当日ごとですが、プラン②「小・中・高・大学入学時」の「学資祝金」のみが12月1日以降となります。

どのように違うのか、下表6にまとめてみました。

 

表6 学資祝金受取り時期の違い【例】

プラン 子どもの
生年月日
契約日
(契約応当日)
学資祝金受取時期
①大学入学時

5月3日

6月1日

【満期保険金】
満17歳(18歳)の6月1日
②小・中・高・
大学入学時
【学資祝金】
満5・11・14歳の12月1日
【満期保険金】
満17歳(18歳)の6月1日
②大学入学以降
4年間
【学資年金】
満18・19・20歳(17・18・19歳)の6月1日
【満期保険金】
満21(20歳)の6月1日

上表6より契約日が2月や3月であった場合でも17歳の時点で受け取っておけば、大学の入学金支払いに確実に間に合います。

近年AO入試や推薦入試などの試験で合格した場合、年内に入学金を支払う必要がある学校もあるので、この仕組みはありがたいですね。

基本の保障

将来の保険料払込免除

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」は、万が一契約者が死亡や重度障害状態になった場合、以後将来の保険料が免除されます。

もちろん自殺などの場合は、免除理由に含まれません。

残された家族は予定していた学資祝金を確実に受け取ることができるので、家計を支えている人を契約者にしておけば、心強いお守りになりますね。

子どもの死亡保障

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」では、契約期間中に万が一子どもが死亡した場合「死亡給付金」が支払われます。支払われる「死亡給付金」は、次の2つの計算をした場合の金額が大きい方が対象です。

①すでに払い込んだ基本保険料相当額

【計算式】「保険料額」×「経過した月数」-「すでに支払われた学資祝金の合計額」

 

②基本契約の積立金(責任準備金の額)

すこし分かりづらいのですが、それまで支払ってきた保険料相当額が返金されるという認識で大丈夫です。

付けられる4つの特約

どんな特約?

かんぽ生命は下表7の4つの特約をつけることができます。

 

表7 かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」に付加できる4つの特約

特約名 保障内容 対象保険金
①災害 怪我による身体障がいや死亡 【いずれも怪我のみ】

傷害保険金・死亡保険金

②傷害医療 怪我による
入院・手術・放射線治療

【いずれも怪我のみ】

入院保険金・入院初期保険金・
手術保険金・放射線治療保険金

③総合医療 病気や怪我による
入院・手術・放射線治療
【いずれも病気・怪我が対象】

入院保険金・入院初期保険金・
手術保険金・放射線治療保険金

④先進医療 先進医療による治療 【病気・怪我が対象】
先進医療保険金

上表7においての特約名は、本来は「無配当○○○特約」とかんぽ生命では表記されていますが、今回はわかりやすくするため「無配当」と「特約」という部分を抜いた名称で表記しました。

上表7の特約は、どれも被保険者である子どもに対しての保障です。

これは10年ごとの更新となり、更新の際は子どもの健康状態の告知の必要はありません。

更新の条件を満たしていて、契約者からの申し出がない限り自動更新です。

万が一子どもが事故による怪我によって、180日以内に身体障がい状態になった場合、特約の保険料のみ免除になります。

もし契約者に万が一の事があった場合、学資保険の積立金と特約の保険料両方が免除対象です。

いくら支払われるの?

それぞれの特約によって、いつ・なんの給付金が支払われるのか前項で説明しました。

それぞれの給付金はどのように試算されるのか、下表8にまとめました。

 

表8 特約によって支払われる保険金

給付金名 給付金額
死亡給付金 特約基準保険金額
傷害保険金 特約基準保険金額の10~100%
入院保険金 入院保険金日額×入院日数
入院初期保険金 1回の入院につき入院保険日額×5日分
手術保険金 手術1回につき入院保険金日額×5~20倍
放射線治療保険金 放射線治療1回につき入院保険金日額×10倍

上表8において、美容に関する手術や、臓器提供の手術は「手術」には含みません。

また支払限度額は全てを合計して「特約基準保険金額」 までです。

上表8中の「特約基準保険金額」・「入院保険金日額」は契約時に所定の範囲内で金額を設定します。

家族登録ができる

かんぽ生命では、保険契約について1人だけ家族登録をすることができます。

家族登録をすると、契約者以外の人でも、契約内容の確認や変更などをすることができるようになるのです。

他社の保険商品によっては、必ず契約者でなければ請求ができなかったり、変更ができなくて大変だったという声も聞きます。特に学資保険の場合、大抵が一家の家計を支えるお父さんが契約者。

仕事で忙しい中、契約内容の変更や保険金の請求などの手続きをすることは大変です。

かんぽ生命の場合は、配偶者であるお母さんが登録されていれば、そういった手続きが可能になります。

登録できる家族の条件としては、日本国内に住む三親等内の親族であること。

三親等以内の親族とはかなり範囲が広く、契約者・配偶者の曾祖父母、叔父叔母、曾孫まで入ります。

保険料の払込

4つの方法

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」では、保険料の払込は下表9のような4つの方法が可能です。

 

表9 かんぽ生命の保険料払込4つの方法

払込経路 方法
①口座払込 かんぽ生命が提携している金融機関の口座から、一定の期日に自動的に保険料が引き落としされます。
②払込票 送られてきた払込票を使って、自分で金融機関に入って保険料を払い込むことができます。
③団体払込 かんぽ生命と協定が締結されている勤務先であれば、給料から自動的に天引きされる払込方法です。個別の領収書は発行されません。
④窓口での
払込
指定の郵便局、またはかんぽ生命の支店で保険料を払い込む方法です。

上表9より、かんぽ生命では継続的なクレジットカードでの支払いができない、ということがわかります。

かんぽコールセンターによると、かんぽ生命ではどの契約においても、法人契約なら契約時に第1回の保険料のみクレジットカード払いが可能だそうです。

また口座払込から窓口での払込への変更など、保険料の払込方法を変更すると保険料が変更になることがあるそうなので、注意して下さい。

払込期間は2択

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」では、保険料の払込期間が2つから選ぶことができます。

子どもが12歳までか、満期保険期間・学資年金受け取り開始年齢の17歳・18歳までのどちらかです。

月々の支払う保険料を抑えたい場合は払込期間を長く、返戻率を上げて家計への負担を短期間で済ませたい場合は、払込期間を短くしましょう。

保険料の前納

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」では、保険料の払い込み回数は「月払」か「前納」のみです。

保険料の前納とは、将来の保険料をまとめて保険会社が預かり、支払い月ごとに保険料に充当するという方法。

 

前納すると、多少ですが保険料の割引が適用されます。

かんぽ生命では将来の保険料を、口座振替なら当月と合わせて3ヵ月分以上1年以下、払込票なら1年分以上から前納することが可能です。

前納払込の利用は所定の条件を満たすことが必要なので、契約内容によっては取扱いできない場合もあります。

割引額は金利の変動に応じて見直され、金融情勢などによっては割引ができない場合もあるので注意してください。

「一括払」と違い、「前納」は保険料を保険会社に預けるという形になるので、年末調整や確定申告の時の「生命保険料控除」では、毎年控除対象です。

かんぽ生命学資保険「はじめのかんぽ」の口コミ

満足度が高い口コミ

満足度が高い口コミでは「郵便局の一部なので、会社として安心できる」・「払込期間を短くて済むので助かる」・「子どもの医療保障を付加できるのがいい」という声がありました。

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」では、払込期間を12歳か満期保険期間・学資年金開始年齢の17・18歳までの2択から選ぶことが可能です。

払込期間を12歳までにした場合、返戻率は上がり家計への負担も短期間で済みます。

特約は6種類もあり、自分たちの希望するものだけを付加して、金額の設定をすることが可能です。

過去に不祥事で問題にもなりましたが、契約内容の理解・確認を自身でしっかりとしていれば、会社として絶対に潰れないだろうという安心感があります。

満足度が低い口コミ

一方で満足度が低い評価の口コミでは「返戻率がそんなに高くない」・「育英年金がない」・「会社としてのイメージが悪くなった」という声がありました。

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」は、返戻率が100%以下、元割れしてしまう商品です。

ただし、契約者に万が一のことがあった時に保険料が免除となるだけでなく、希望すれば子どもの医療保障を特約として付けることができます。

育英年金制度がついている、または付加できる学資保険も他社にはありますが、その分返戻率は60%近くになってしまいます。

仮に300万円積立たとして、返戻率が60%の場合120万円の負の掛けをすることになってしまうのです。

過去の不祥事のせいで会社としてのイメージは悪くなってしまいましたが、今後は信頼を取り戻すべく、今ある契約を全て確認したり原因の追求を行なっています。

かんぽ生命に限らずどこの保険会社でも、保険契約をする時は自身がしっかり内容を理解したうえで契約しましょう。

契約するには?

子どもと契約者の年齢

契約できる子どもの年齢に注意!

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」の加入条件は、下表10の様になっています。

 

表10 かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」加入条件

プラン

子どもの年齢 契約者の年齢
①大学入学時 0~12歳

18~65歳

16~65歳

②小・中・高・大学
入学時
0~3歳
③大学入学以降
4年間
0~12歳

上表10より、契約者の年齢は一律ですが、子どもの年齢はプランによって異なります。

特に②の小・中・高の入学の度に祝い金を受け取れるプランの場合は、子どもの年齢によっては契約ができない場合も。

加入年齢の計算方法

実はかんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」における契約時の年齢設定は、ちょっと複雑です。

契約者と被保険者となる子どもの年齢は、出生した月から契約日を含む月までを計算し、1年未満の端数については6カ月以下は切り捨て、6カ月を超えるものは切り上げます。

例えば子どもが6歳7カ月の場合の加入年齢は7歳ですが、6歳6ヵ月の場合は6歳になってしまうのです。

出産前から加入することができる

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」は、子どもが産まれる140日前から加入することができます。

140日前とは、おおよそ妊娠6ヵ月頃です。

子どもが無事産まれたら、すぐに郵便局かかんぽ生命の支店に連絡しましょう。

特約は子どもが生まれる前には付加できず、出生後に付加することができます。

出生前加入の場合、契約者は子どもの父か母に限定されるので、注意しましょう。

出生前加入をした場合、その時点から子どもの年齢を0歳と設定し、保険料の払込が始まります。

契約応当日ごとに1歳・2歳…と数え、実際の子どもの誕生日と保険満了期間が多少ずれますが、早めに学資祝金を受取れるので特に問題ありません。

万が一流産や死産などの場合は、すでに支払った保険料は払い戻され、契約は「無効」となります。

また出産前に契約者が死亡や重度障害状態になった場合も、以後の保険料は免除されるので、安心です。

子どもが生まれる前の方が心身共に余裕があり、保険の内容についてじっくり検討してから契約することができるので、ありがたいですね。

告知

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」では、契約する時に過去の傷病歴や現在の健康状態について告知の必要があります。

「質問表(告知書)」で聞かれた事項についてありのままの事実を、間違いないように回答しましょう。

「総合医療」を付加する場合は、契約者だけでなく、被保険者である子どもの健康状態についても告知する必要があります。

これらは保険料の公平性を図るために、とっても大事なこと。

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」では契約者の死亡や高度障害状態への保障が付いているので、持病を抱えている人や危険な職業に就いている人が無条件で契約できてしまうと、健康な人たちの保険料の負担が大きくなってしまいます。

万が一事実と違う告示をした場合契約は途中で解除され、支払った保険料も返金されません。

持病や障害があると契約できない場合もありますが、条件付きで契約できる場合もあります。

「はじめのかんぽ」の返戻率は?

返戻率の計算方法

返戻率とは、払い込みした保険料の総額に対して、受け取れる総額の割合のことです。計算式は次のようになります。

【計算式】返戻率(%)=受取総額÷払込保険料総額×100

 

返戻率が100%以下ということは支払った額より受取る額が少なく、100%以上ということは支払った額より受取る額が多いということです。

2016年のマイナス金利政策以降、どこの保険会社も学資保険の返戻率は低くなり、商品の販売自体中止してしまった会社も少なくありません。

そんな中販売を継続しているかんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」は、万が一の保障を付加したうえで、どのくらいの返戻率を示すのでしょうか。

返戻率をシミュレーション

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」に加入した場合の、返戻率のシミュレーション行います。

シミュレーション条件は、子ども0歳・契約者は30歳の男性です。

それぞれのプランによる返戻率は、下表11のように異なります。

なお、プラン①・③の払込期間は18歳までで受取総額200万円、プラン②の払込期間は12歳までで受取総額260万円です。

 

表11 シミュレーション結果

プラン 月支払
保険料
年支払
保険料
合計
保険料
合計
受取金額
返戻率 差額
①大学
入学時
¥9,760 ¥117,120 ¥2,108,160 ¥2,000,000 94.87% -¥108,160

小・中
高・大
入学時
¥12,740 ¥152,880 ¥2,751,840 ¥2,600,000 94.48% -¥151,840
③大学
入学後
4年間
¥9,700 ¥116,400 ¥2,095,200 ¥2,000,000 95.46% -¥95,200

上表11より、プランにおいても返戻率は100%を下回りますが90%は超え、一番返戻率が高いのは大学入学後4年間学資祝金が受け取れるプランです。

上表11の一番右側の差額をみると、積み立て金額によって異なりますが、金額的には95,000~151,000円の損をします。

しかし契約者に万が一の事が合った場合、保険料が免除になるという心強いお守りが付いているので、差額分にその価値があるのではないでしょうか。

他社との比較

商品概要・特徴の比較

保障重視の商品

JA共済の「こども共済」を、他社の保障重視の商品と比較してみました。

 

表12 JA共済「こどもの共済」を保障重視の商品と比較

上表12中の「学資祝金受取方法」にある、「祝金型」とは所定の年齢時に受取れるということで、「年金型」とは所定の年齢以降4~5年間毎年受取れるということです。

上表の「基本保障」と「特約」をみると、かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」では基本の保障はシンプルですが子どもに対する特約が多くあるので、カスタマイズしやすいということが分かります。

太陽生命の学資保険「わくわくポッケ」も同じように特約が沢山ありますが、太陽生命の場合、特約の付加は必須。

契約時、必ず1つ特約を付加しなければいけないのです。

貯蓄重視の商品

では一方で、貯蓄重視の学資保険と特徴を比べてみましょう。

 

表13 貯蓄重視の商品と比較

上表13「プラン数」より、プランの数は多くも少なくもないのですが、やはり特約が多いということが分かります。

返戻率比較

上表12中に挙げた保障重視の商品との返戻率比較は、残念ながら出来ませんでした。

商品によって払込期間・満期保険期間・保障内容が大きく異なる為、同じような保障内容でも給付される金額が違う為です。

保障重視の学資保険において、単純に返戻率の比較をすることに、あまり意味はありません。

では上表13中の貯蓄重視の商品において、子どもの年齢を0歳・契約者を30歳男性とした場合の返戻率の比較を下表14に行いました。

 

表14 貯蓄性重視の学資保険「祝金型」返戻率比較

会社名 商品名 プラン名 受取方法 返戻率 払込期間
かんぽ生命 はじめの
かんぽ
大学入学時 祝金型 94.87% 18歳まで
各入学時 94.48% 12歳まで
大学入学後 年金型 95.46% 18歳まで
住友生命 こども保険
すくすく
祝金型 101.73% 12歳まで
フコク生命 みらいの
つばさ
S
(ステップ)
104.76% 11歳まで
101.22% 17歳まで
J
(ジャンプ)
101.98% 11歳まで
105.64% 17歳まで
JA共済 こども共済 にじ 93.38% 18歳まで
えがお 83.10%
学資応援隊 年金型 98.31%
日本生命 学資保険 祝い金なし 104.04%
祝い金あり 102.25%
ソニー生命 学資祝金
スクエア
Ⅰ型 祝金型 102.25% 10歳まで
Ⅱ型 105.09%
102.20% 18歳まで
Ⅲ型 年金型 102.65%

上表14より、かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」は元割れしてしまう学資保険ですが、高返戻率といわれる商品との返戻率はあまり変わりません。

数%の差なので、あまり気にせず商品の特徴で選ぶ方がいいでしょう。

税金の控除がある

年末調整・確定申告で申告すれば控除される!

申請するには?

「生命保険料控除」とは、1月~12月までに払い込んだ保険料に応じて、一定額所得税と住民税が控除されるという制度です。

「生命保険料控除」は「一般生命保険料控除」・「介護医療保険料控除」・「年金保険料控除」の3つの控除があります。

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」は、「一般生命保険料控除」の対象です。

「前納」は毎年控除の対象ですが、「一時払」は一括で支払った年のみが控除の対象となり、翌年以降は控除されません。

会社の年末調整または確定申告の際に、申請書に必要事項を記載し「保険料払込証明書」を添付して提出すれば、控除を受けられます。

かんぽ生命では「保険料払込証明書」を10月上旬~中旬ごろ郵送しているので、届いたら大切にとっておきましょう。

保険料が団体払込扱いの場合、1年間に払い込んだ保険料の総額を勤務先で確認できるので「保険料払込証明書」の発行はされません。

発行・再発行の手続き

かんぽ生命では控除証明書が会社で早めに必要な場合や、万が一なくしてしまった場合、①インターネット・②郵便局・③かんぽコールセンターで「生命保険料控除証明書」の発行・再発行の手続きができます。

①インターネットであれば電子データでの発行も可能なので、控除証明書がすぐに用意できますが、郵送の場合は届くまでに多少時間がかかります。

申請書の提出期限を考慮した上で、早めの手続きを行いましょう。

控除額は?

所得税は最大4~5万円

年末調整や確定申告で「生命保険料控除」の申請をすると、所得税は最大4~5万円が控除。

国税庁の「所得税の生命保険料控除」によると、契約時期と支払金額によって下表15のように所得税の控除額が計算できます。

 

表15 所得税の生命保険料控除額算出

契約区分 年間合計支払保険料額 所得税控除額

2011年12月31日

以前の契約

(旧契約)

~25,000円 支払保険料等の全額
25,000円~50,000円 支払保険料等×1/2+12,500円
50,000円~100,000円 支払保険料等×1/4+25,000円
100,000円以上 一律50,000円

2012年1月1日

以降の契約

(新契約)

~20,000円 支払保険料等の全額
20,000円~40,000円 支払保険料等×1/2+10,000円
40,000円~80,000円 支払保険料等×1/4+20,000円
80,000円以上 一律40,000円

上表15より、保険契約の時期によって「年間合計支払保険料額」が同じでも控除額が異なります。

また「年間支払合計保険料額」は、他の生命保険料との合算金額です。

住民税は最大2.8~3.5万円

一方、住民税は最大2.8~3.5万円が控除。

各自治体の「住民税の生命保険料控除」によると、所得税と同様契約時期と支払金額によって、下表16のように住民税の控除額が計算できます。

 

表16 住民税の生命保険料控除額算出

契約区分 年間合計支払保険料額 住民税控除額
2011年12月31日

以前の契約

(旧契約)

~15,000円 支払保険料等の全額
15,000円~40,000円 (支払保険料等×1/2)+7,500円
40,000円~70,000円円 (支払保険料等×1/4)+17,500円
70,000円以上 一律35,000円
2012年1月1日

以降の契約

(新契約)

~12,000円 支払保険料等の全額
12,000円~32,000円 (支払保険料等×1/2)+6,000円
32,000円~56,000円 (支払保険料等×1/4)+14,000円
56,000円以上 一律28,000円

上表16より、保険契約の時期によって「年間合計支払保険料額」が同じでも、控除額が異なります。

また住民税においても「年間支払合計保険料額」は、他の生命保険料との合算金額です。

支払う税金はあるのか

「受取人」の設定によって異なる

教育資金である「学資祝金」もしくは「満期保険金」を受け取るとき、受取人の設定と金額によっては、税金を支払う必要があります。「受取人」とは契約時に決める学資祝金を受取る人のことです。

「受取人」の違いによって、「学資祝金」・「満期保険金」を受け取った時に発生する税の扱い3つを下表17にまとめてみました。

 

表17 受取人の違いによる税金の違い

受取人 受取方法 プラン 扱い 税金
契約者 所定の年齢時に
受け取る「祝金型」
=「学資一時金」
①大学入学時、
②小・中・高・大学入学時
一時
所得
所得税
一定の年齢以降毎年
受け取る「年金型」
=「学資年金」
③大学入学以降4年間 雑所得
契約者以外 どの場合においても 贈与 贈与税

上表17より「受取人」=「契約者」にした場合、最終的に支払う必要が出てくる税金は「所得税」ですが、「扱い」によって計算方法が異なります。

受取人は契約時、事由に設定することができるのです。

「一時所得」が発生する場合

「受取人」=「契約者」にした場合、かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」において、①大学入学時・②小・中・高・大学入学時は「祝金型」となり、扱は「一時所得」。

国税庁の「一時所得」によると、受取った「学資一時金」に対して次のような計算がされます。

【計算式】「一時所得」=「学資一時金」-「支払った金額」-「50万円の控除」

 

この計算をして残った金額が課税対象です。

得た利益分が50万円以下であれば、課税対象外となります。

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」は返戻率が100%を下回る、元割れをしてしまう商品。

支払った金額を差引いた時点でマイナスになるので、「一時所得」の税金を支払う心配は要りません。

「雑所得」が発生する場合

「受取人」=「契約者」にした場合、かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」において、③大学入学以降4年間は「年金型」となり、扱いは「雑所得」。

「雑所得」の計算式は次のようになります。

【計算式】「雑所得」=「学資年金額」-「学資年金額」×(「総支払保険料」÷「総受取学資年金額」)

 

この計算をして残った金額が課税対象です。

前項の「一時所得」同様、受取る金額に対していくら支払ったか、いくら利益を得ているかの利益額が課税対象となります。

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」は返戻率が100%を下回る、元割れをしてしまう商品で利益分がありません。

なので、「雑所得」においても税金を支払う心配は必要ないのです。

「贈与税」が発生する場合

「受取人」を配偶者や子どもといった契約者以外にすると、「学資一時金」も「学資年金」も扱いは「贈与税」。

国税庁の「贈与税がかかる場合」によると、贈与税は次のような計算がされます。

【計算式】「贈与税」=「その年の1月1日から12月31日までに受取った金額」-「110万円の控除」

 

この計算で残った額が全額課税対象となり、さらに受取人の年齢や血縁関係によって、支払うべき税金額の計算がされます。

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」において、基準保険金額を110万円以上にした場合、税金を支払う必要な年がでてきますね。

税金を支払うことで、せっかく積立てた学資祝金も、手取り分が減ってしまいます。

なのでかんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」において、「受取人」は契約者にしたほうが、税金を支払う心配は要りません。

「はじめのかんぽ」4つのメリット

①返戻率は90%以上

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」は、以前は返戻率100%を超えていましたが、2016年のマイナス金利政策以降、元割れするようになってしまいました。

それでも返戻率90%以上をキープしています。

銀行で積立貯金をした場合、いつでも引き出せて少額ながらもプラスになるというメリットがありますが、気の緩みで貯金がきちんとできなかったり、ほとんどプラスにならないというデメリットも。

少し元割れをしてしまいますが、万が一の時保険料の払い込みが免除になるので、心強いお守りを買ったと思えばいいのではないでしょうか。

②万が一の保障

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」では、契約者が死亡もしくは重度の障害状態になった場合、以後の保険料は免除となります。

残された家族は、予定していた教育資金が確実に受け取れるのです。

また保険期間中に子どもが死亡した場合も、「死亡給付金」が支払われ、支払った分の保険料が戻ります。

③医療特約が付けられる

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」では、6つの医療特約を付けることができます。

子どもが怪我や病気で手術や入院をした場合に、給付金を受け取ることが可能です。

自分達が望む特約を事由に付けることができるので、子どもに万が一の事があった時も安心。

子どもが入院をした際、医療費は無償かされていても個室代・差額ベッド代・交通費・お弁当代などの自己負担の費用が多くかかります。

そういった時に給付金があると、長い入院になっても心の負担を少しでも減らせますね。

④「契約者配当金制度」がある

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」には、「契約者配当金制度」があります。

「契約者配当金制度」とは、毎年の決算に基づいて対象となる契約ごとに、お金が分配される制度のこと。

ただし配当金は収益の状況によって変動し、支払われないことも。

支払われた場合、かんぽ生命が定める利率によって利息を付けて、積み立てられます。

保険期間が満了した時・契約解除の時・子どもが死亡した時など、保険金や返戻金と合わせて支払われますが、1年が経過した契約であれば契約者からの請求で受け取ることも可能です。

「はじめのかんぽ」2つのデメリット

①元割れする

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」は返戻率が100%を下回り、支払った金額より受け取る金額が少ない「元割れ」を起こしてしまいます。

しかし万が一契約者に何かあった時、以後の保険料が免除になる保証付き。

これは銀行で積み立て貯金をした場合には、ない保証です。

それに、元割れすると言っても返戻率は90%を確実に超えるので、貯蓄とお守りとが同時に手に入ると思えば、バランスがとれた良い商品ではないでしょうか。

②「育英年金制度」はない

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」には、契約者に万が一の事があった時に毎年子どもにお金が支払われる「育英年金制度」はありません。

他社の学資保険では「育英年金制度」が元々付いていたり、特約として付加できる商品もありますが、その分返戻率は低くなり60%以下になる場合もあります。

300万円を積み立てた場合、120万円も損をする可能性があり、「負の掛け」になりかねません。

契約者が死亡・高度の障害状態になった場合、保険料が免除になって、予定していた学資祝金が受取れるのであれば十分ではないでしょうか。

保険料の払込猶予期間・失効など

払込猶予期間

もし一時的に保険料が払い込めない時のため、かんぽ生命では下表18のような払込猶予期間が設けられています。

 

表18 払込回数による猶予期間の違い

【例】5/1に契約したとして
第1回 払込時期は4月20日~5/31まで。猶予期間は6/1~7/31まで。8月1日にて契約は解除。
第2回
以降
払込期間は毎月1日~末日まで。猶予期間は翌月1日~末日まで。翌々月1日より契約が失効。

上表18より、第1回の保険料と2回目以降の保険料によって、猶予期間が異なります。

第1回の保険料の払込みが猶予期間内にない場合、保険料の払込免除や、特約の保険金の支払いはされません。

かんぽ生命では、解約返戻金の範囲内で自動的に保険料の貸付をする「自動振替貸付制度」の取り扱いがないので、必ず猶予期間内に保険料を振り込むようにしましょう。

契約継続させる3つの方法

①保険料振替貸付

解約返戻金額の一定の範囲内で、保険料に相当する金額の貸付をしてもらい、保険料に充当する方法です。

ただしこれは前項でも説明したように、自動振替の制度ではないので、自身で申し込みをする必要があります。

貸付金には息がつき、その利率は「契約者貸付制度」と同じです。

②保険金額の減額

「基準保険金額」を減額したり、特約保険金額を減らすことで以後の保険料を少なくする方法です。

「無配当先進医療特約」については、減額変更の取扱いはないので注意しましょう。

減額した分は「解約」となり、解約返戻金があれば受け取ることもできます。

一度減額した場合、あとでその分を戻すことはできません。

③特約の解約

付加した一部の特約を解約することで、以後の保険料を少なくする方法です。

解約してしまった特約の保障はなくなってしまい、再度付加することはできません。

また無解約返戻金型の特約を付加している場合は、解約した時の返戻金はないので注意しましょう。

1年以内であれば復活できる

保険料が猶予期間内に払い込めず契約が「失効」となってしまった場合、解約返戻金を受け取ることができます。

この返戻金は払い込んだ保険料の合計額よりも少ない額になり、場合によってはほとんどないということも。

返戻金を受け取らない場合、失効後1年以内であれば契約を復活させることができます。

ただし、第1回の保険料が払い込めず、契約が解除となった場合は、復活ができません。

契約を復活させる場合は、健康状態などについて改めて告知をして、払い込みがなかった期間の保険料をまとめて支払う必要があります。

その時の健康状態によっては復活ができない場合もあるので、注意してください。

かんぽ生命からお金を借りられる

「契約者貸付制度」

かんぽ生命の保険商品を契約すると、一時的にお金が必要な時に「契約者貸付制度」の利用をすることができます。「契約者貸付制度」とは、解約返戻金の一定の範囲内でお金を借りられるということです。貸付期間は1年、利息は下表19のように契約時期によって異なります。

 

表19 契約者貸付利率

 

契約日

契約者貸付利率
貸付1年目 2年以降
2001年7月1日~2007年9月30日  年1.50% 年1.522500%
1999年4月1日~2001年6月30日 年2.00%  年2.040000%
1996年4月1日~1999年3月31日 年2.75% 年2.825625%

これは金融情勢や、その他の事情によって変更されます。

貸付を受けることができる金額は、契約内容や経過年数などによっても異なり、あまりに契約が短期間の場合は利用できないことも。

返済をする時は、全額返済・一部返済・貸付期間更新ができます。

初めて貸付を利用する時は、収入印紙200円が必要なので購入しましょう。

1年以内に返済ができない場合、2年目は貸付利率がより高くなり、3年目は保険金額の減額も発生します。

できるだけ最初の1年で返せる額を借りましょう。

キャッシングローンより安く借りられる⁈

お金を借りると思うと、まず「キャッシングローン」の方が思い浮びませんか。

中でも有名な「アイフルキャッシングローン」では、2020年3月時点で年間実質利率は3.00~18.00%で、「返済期間によっては利息なし」というキャンペーンも行っていました。

では急に資金が必要な時、キャッシングローンと契約者貸付のどちらを利用した方がいいのか。

どちらかというと、契約者貸付の方がおすすめです。

契約者貸付は解約返戻金の範囲内でしか貸してくれないので、資金範囲で無理がなく、利率だけでみるとかんぽ生命の契約者貸付の方が低く設定されています。

利息を抑え、無理のない範囲でお金を借りる方が、お金の貸し借りで失敗しません。

まとめ

かんぽ生命の学資保険「はじめのかんぽ」は、返戻率90%を確実に超え、契約者に対しての保障がしっかり付いている学資保険でした。

返戻率100%以下ということは、支払った保険料より受け取る金額が少ないという「元割れ」を起こしています。

しかし保険期間中に契約者に万が一のことがあった場合は、以後の保険料は免除されるという心強いお守りが付いていて、元割れしていると言っても90%は確実に超えているのです。

給付金の受け取り方法は3つのプランから選ぶことができるので、中・高で私立に行かせたい場合や大学入学時・入学後に重点的に給付金が欲しい場合など、それぞれの家庭に合ったプランが選択できます。

「かんぽ生命」は2019年8月に不祥事があって以来、会社としての信頼性は下がってしまったかもしれません。

しかし現在はその信頼を取り戻すべく一つ一つの契約を確認したり、原因の追及を行っています。

かんぽ生命以外の保険会社であっても、保険契約をする場合は内容をきちんと理解した上で行わなければいけませんね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です