JA共済学資保険の返戻率を計算してシミュレーション【2020年版】他社との違いも徹底比較!

JA共済の学資保険「こども共済」には、共済金の受け取り方や子どもへの保障内容によって、異なる3つのプランがあります。

どのプランにおいても、契約者の「払込免除」と子どもの「後遺障害共済金」・「死亡共済金」付き。

JA共済の学資保険「こども共済」の返戻率は、年齢や性別によって何%なのでしょうか。

商品のメリット・デメリットも併せてご紹介します。

「JA共済」ってどんな組織?

農家じゃなくても組合員になれる

「JA」は、「農業協同組合」の英語表記の頭文字からつけられました。

「農業協同組合」は、日常での農作業だけでなく自然災害や地震・火事などの災害時に、共同体全体で救済・援助を行うために誕生。

そして農家組合員が協力して農業生産力の増進と経済的・社会的地位の向上をはかること、協同による活動を通じて農家組合員の幸福を実現することを目的にしています。

株式会社の様に、株を多く保有している人が支配できたり、利益の追及をしないのです。

協同組合は、あくまで組合員の生活を守り向上させることが目的で、組合員1人につき1票制で運営しています。

もちろん農業をやっていない、一般の人でも組合員になれば、JA共済の保険を利用することが可能です。

支払い余力は高水準なので安心!

支払余力(ソルベンシーマージン)比率とは、大災害や株の大暴落など通常では予想もできないリスクにも対応できる資金余力を、どのくらい備えているか判断できる指標の1つです。

健全性の基準は200%。JA共済と他民間の保険会社のソルベンシーマージン比率を、下表1にまとめました。

 

表1 各社ソルベンシーマージン比率比較

年度 JA共済 日本生命 第一生命 住友生命 明治安田
生命
支払余力 1,082.9% 996.6% 988.0% 915.6% 1,015%
参考データ 2019年度末決算 2018年度
本決算
2019年
12月末
2019年
3月末
2019年
9月末時点

上表1より、会社によって決算時期や算出時期がことなるので一概には言えませんが、JA共済の支払余力比率は高水準であることが分かります。

利益を追求していないにも関わらず高水準である理由は、手堅い経営の結果でしょう。

共済と保険の違い

共済と保険には、下表2の様な違いがあります。

 

表2 共済と保険の違い

共済 保険会社
JA共済 全労済・
都道府県民共済
・COOP共済
経営 非営利目的 営利目的
組合員 加入の必要あり 加入の必要なし
適用法令 農業協同
組合法
消費生活
協同組合法
保険業法
監督官庁 農林水産省 厚生労働省 金融庁
用語の違い 1.共済掛け金、2.共済金
3.加入者、4.割戻金
1.保険料、2保険金
3.契約者、4配当金
メリット 掛金が一律になっていて
比較的安い
保障内容の
自由度が高い
デメリット 保障内容がパッケージ化されていて、
自由度は低い
保険料が高くなって
しまうことがある

上表2より、共済と保険の大きな違いは、用語とメリット・デメリットの3つです。

共済は保障内容がパッケージかしているため掛金が一律で比較的安いのですが、保険は保障内容をカスタマイズできるために保険料が高くなってしまう事があります。

ただし、JA共済の学資保険「こども共済」の場合は保障内容が色々と選べる為か、掛金が特別安いという訳ではありません。

JA共済の学資保険「こども共済」ってどんな商品?

3つの型から選ぶことができる

JA共済の学資保険「こども共済」には、3つの型があります。

型の違いは、学資金の受取り時期と子どもに対する保障。

タイプによる違いを、下表3にまとめました。

 

表3 JA共済の学資保険「こども共済」タイプの違い

上表3より、型に所定の年齢から数年間毎年受け取る「年金型」なのか、所定の年齢時に受け取る「祝金型」なのか。

大きく異なるということが分かります。

また、契約者に万が一の事があった場合の「掛金払込免除」は、どの型においても標準装備なので安心です。

一方で子どもの保障は、「学資応援隊」<「にじ」<「えがお」の順で手厚くなっています。

では、それぞれの型を詳しく見てみましょう。

①「学資応援隊」とは

3つのプランから選択

「学資応援隊」は、子どもの教育資金である学資金を、所定の年齢から満期まで毎年受け取る年金型のタイプです。

この学資金をいつから受け取りたいのか、大きく分けて3つのプランから下表4のように、選ぶことができます。

 

表4 プランによる学資祝金受け取り時期と金額の違い

プラン 共済満期間 学資年金支払
開始年齢
払込期間
中学プラン 14歳 11歳 11歳
15歳 12歳 12歳
高校プラン 17歳 14歳 11歳・14歳
18歳 15歳 12歳・15歳
大学プラン 22歳 17歳 11歳・14歳・17歳
18歳 12歳・15歳・18歳

上表4より、プランによって選べる満期と、払込期間が異なります。

中学や高校において、年金型で学資金をもらえるのは珍しい商品です。

中学・高校で私立を考えている場合は、助かりますね。

もし私立を予定していたけど行かなかった場合、学資金を取っておけば大学において使うことができます。

さらに2つのタイプを選択

また「学資応援隊」には、「基本型」か「入学準備型」の2つのタイプがあります。

タイプによって、下表5のように受け取れる学資金の割合の時期が異なります。

 

表5 タイプによって異なる学資金の割合

プラン 中学プラン・高校プラン 大学プラン
学資金受取回 基本型 入学準備型 基本型 入学準備型
第1回 25% 40% 20% 40%
第2回 25% 20% 20% 15%
第3回 25% 20% 20% 15%
第4回 25% 20% 20% 15%
第5回 20% 15%

上表5より「中学プラン」・「高校プラン」の場合は学資金を4年間、「大学プラン」の場合は5年間なので、その分1回に受取れる学資金の割合が異なります。

どのプランにおいても「入学準備型」を選択した場合、入学前に大きな金額を受け取ることができるので、助かりますね。

受け取り金額は契約時に設定する、「積立共済金額」に上表5の%を乗じた額です。

後遺障害共済金が常に100%

「学資応援隊」は、JA共済の学資保険「こども共済」の中では一番子どもへの保障が手薄であると前項で説明しました。

しかし、他社の学資保険に比べると手厚い保障に分類されるのです。

「学資応援隊」には、子どもに対して2つの保障があります。

1つめは、万が一子どもが死亡した場合の「死亡共済金」。

これは、払込期間中の場合は次の計算式で算出されますが、払込期間満了日以降の場合は共済金額と同額です。

【計算式】「積立共済金額」×「経過年数(1年未満の端数は切り上げ)」÷「共済掛金の払込期間」

 

つまりは、それまで支払ってきた共済金がそのまま返金されるということ。

これは他社の商品でもよくみられる基本的な保障です。

しかし2つめ、万が一子どもが病気や怪我によって、後遺障害や重度の要介護状態になった場合支払われる「後遺障害共済金」。

これはいつ受取った場合でも常に「積立共済金額」の100%です。

これだけの手厚い保障が付いている場合、他社の学資保険なら返戻率が70%程度という場合もありますが、JA共済の「こども共済」「学資応援隊」では返戻率が100%を超える場合があります。

もちろん契約者の年齢や払込期間によって100%を下回る場合もありますが、保障に対して高返戻率であるということは確かです。

②「にじ」とは

プランは1つ

祝金型の「にじ」では、プランは1つだけ。下表6のような受取時期に祝金を受け取ることができます。

 

表6 祝金型「にじ」祝金受け取り時期

 

受取年齢

 

共済金

子どもの加入年齢
満期18歳 満期22歳
3歳 5% 0歳 0歳
5歳 10% 0~2歳 0~2歳
11歳 10% 0~8歳 0~8歳
14歳 20% 0~11歳 0~11歳
17歳 30% 0~11歳

上表6より、「にじ」において満期を18歳までか22歳までのどちらかを選ぶことができます。

満期を18歳までとした場合、17歳での祝金はありません。

また、加入時の子どもの年齢によっては、受け取れない祝金もあるので注意しましょう。

入学祝金は、基本的には自動で据え置きとなり、所定の利率によって利息がつきます。契約者からの申し出があればいつでも受け取ることができるので安心してください。

満期共済金

満期共済期間と加入時の子どもの年齢によって、満期共済金は下表7のように異なります。

 

表7 共済期間・加入年齢による満期共済金の違い

共済期間 加入年齢 共済金
18歳満期 0歳 55%
1~2歳 60%
3~8歳 70%
9~11歳 80%
22歳満期 0歳 25%
1~2歳 30%
3~8歳 40%
9~11歳 50%

上表7より、加入時の子どもの年齢が低いほど、満期でもらえる共済金は少なくなります。

これは、加入時の年齢の子どもが低いほど早めに祝金を受け取っているためです。

つまり、いつ加入しても受け取れる共済金の総額は、あまり変わらないということになります。

死亡共済金・後遺障害共済金は常に100%

「学資応援隊」の次に保障内容が手厚い「にじ」。

保険期間中に万が一子どもが死亡した場合に受け取れる「死亡共済金」と、後遺障害や重度の要介護状態になった場合支払われる「後遺障害共済金」が、いつ受取った場合でも常に「積立共済金額」の100%です。

重複して受け取ることはできませんが、子どもの年齢が何歳であっても、払込期間中であっても必ず100%分取ることができます。

③「えがお」とは

プランは「にじ」と同じ

JA共済の学資保険「こども共済」の「えがお」において、祝金の受け取りプランは前項で説明した「にじ」と同じです。

いつ・いくら受取れるのかは、前項を参考にしてください。

年齢によって増額される死亡共済金・後遺障害共済金

JA共済の学資保険「こども共済」において、子どもへの保証内容が一番手厚い「えがお」。

「えがお」には、「共済金割増支払特則」が付いています。

「共済金割増支払特則」とは、万が一子どもが死亡や後遺障害・重度の要介護状態になった時に支払われる「死亡共済金」・「後遺障害共済金」が、下表8のように年齢に応じて割増しになる特則です。

 

表8 年齢によって異なる共済金

子どもの年齢 共済金
0~5歳 共済金額と同額
6~14歳 共済金額×3
15歳~ 共済金額×5

上表8において、子どもの年齢が15歳以降は一定額となります。ただし、特約の共済金は割増されないので注意してください。

「積立共済金額」を設定する

JA共済における「積立共済金額」とは、契約時に設定する金額のことで「学資金」・「入学祝金」・「養育年金」などの基準となります。

最低50万円から、10万円単位で設定可能です。

公式ホームページの簡単試算では、「にじ」・「えがお」において最高金額が300万円までしか設定できませんが、実際契約するときは300万円以上の設定ができます。

「積立共済金額」・子どもの年齢と性別・契約者の年齢と性別の5つの要素によって、「月々の共済掛金」が決まりますが、もちろん「月々の共済掛金」から「積立共済金額」を決めることも可能です。

子どもが幼い女の子、契約者が若い女性である方が病気や怪我のリスクが低いので、共済掛金の公平性の為に安くなります。

また契約期間中に「共済掛金(=積立共済金額)」を減額することはできますが、増額することはできません。

減額すると結果的に割高になってしまうので、契約時はきちんと支払っていける額にしましょう。

共済掛金の払込免除と不担保

JA共済の学資保険「こども共済」は、どの型においても「共済掛金の払込免除」が付いています。

これは保険期間中に、万が一契約者が死亡・重度障害や介護状態になった場合、次回以降の共済掛金が免除されるという保障。

もちろん自殺や故意などの場合は、免除されません。

残された家族は学資金を予定どおり受け取ることができるので、家計を支えている人が契約者であれば、とても心強いお守りになりますね。

一方で、JA共済の学資保険「こども共済」には「共済掛金払込免除不担保」という特則をつけることができます。

これは、契約者に万が一のことがあった場合、共済掛金の払込免除をしないという特則です。

この特約を付加した場合、契約者が何歳であっても、持病があったり危険な職業に就いている場合でも契約することができます。

年齢・健康状態・職業などの理由で他社で学資保険の契約を断られてしまった人でも、この特則を付加することでJA共済の学資保険の契約をすることが可能になるのです。

付加できる5つの特約

①指定代理人請求特約(無料)

万が一契約者が病気や怪我などで給付金の請求ができない時、契約者が指定した代理人が、その請求を行うことができます。

契約者が指定できる代理人は、配偶者・兄弟・直系血属もしくは家計を共にしている三親等内の親族のみ。

また、指定した代理人からの承諾を得る必要もあります。

②養育年金特約

「養育年金」とは、契約者が死亡もしくは重度の障害・要介護状態になった場合、毎年契約応当日にお金が支払われる制度です。

支払われる養育年金額は子どもの年齢によって、下表9の様に異なります。

 

表9 養育年金給付額

子どもの年齢 0~11歳 12~14歳 15~17歳 18~21歳
1回分の養育年金額 20% 30% 40% 50%

上表9より、子どもの年齢が上がるにつれて、養育年金額は増額していくことがわかります。

上表9の「1回分の養育年金額」は、契約時に設定した「積立共済金額」に%を乗じた額です。

また、「養育年金特約」と「共済金払込免除不担保特則」を合わせて付加することはできません。

養育年金を一括で受け取ることもできますが、所定の利率で割り引かれてしまうので、手取り分が多少減ってしまいます。

③災害給付特約

「災害給付特約」とは、子どもが災害や特定の感染症によって後遺障害状態になってしまった場合、障害状態に応じて共済金が支払われる特約です。

支払われる共済金は、下表10のように3つに分かれます。

 

表10 災害給付特約によって支払われる3つの共済金

共済金 金額 支払事由
災害給付金 共済金額×80~5%
(後遺障害等級に
より異なる)
災害や特定の感染症により、
第2~10級の
後遺障害状態になった時
災害後遺障害
共済金
共済金額と同額 災害や特定の感染症により、
第1級の後遺障害状態
または重度の要介護状態になった時
災害死亡共済金 共済金額と同額 災害や特定の感染症により、死亡した時

上表10においての「金額」は契約時に「災害給付特約の共済金額」を設定する必要があります。

これも「積立共済金額」と同様50万円か10万円単位で、最大「積立共済金額」までで設定することが可能です。

例えば、「積立共済金額」を300万円で設定した場合、「災害給付特約の共済金額」は50~300万円で設定することができます。

もし「積立の共済金額」を300万円・「災害給付特約の共済金額」を200万円で契約して、災害で万が一の事があった時、受取れる給付金は合わせて500万円です。

「災害給付特約」設定金額が高額であるほど、その分支払う掛け金は高くなります。

④特定損傷特約

「特定損傷特約」とは、子どもが骨折・関節脱臼・顔面損傷などの場合に、共済金が受け取れる特約です。

共済金の種類は下表11の2つに分かれます。

 

表11 特定損傷特約によって支払われる2つの共済金

共済金 金額 支払回数 支払事由
特定損傷
共済金
積立共済金額
と同額
10回まで 骨折、関節脱臼、
腱・靭帯・半月板の断裂、熱傷
顔面損傷
共済金
積立共済金額
×10
1回のみ 頭部・顔面・頸部における損傷

上表11の「金額」において、基準となるのは「積立共済金額」なので、災害給付特約のように別に共済金額の設定は必要ありません。

また上表11より、かなりの共済金が支払われるということがわかります。

子どもが活発な男の子で、スポーツクラブや部活をやっていた場合、とっても心強いお守りになりますね。

⑤共済金年金支払特約(無料)

「共済金年金支払特約」とは、死亡共済金・後遺障害共済金・満期共済金などの共済金の、全部又は一部を年金形式で受け取れる特約です。

据置期間は、1年以上5年以内の範囲内で年単位で設定することができます。

この特約では、付加金額の必要はありません。

途中での付加ができる

「災害給付特約」・「特定損傷特約」の2つの特約は、期間の途中でも付加することができます。

これらの特約を付加する場合は、保証対象となる子どもの健康状態の告知が必要です。

子どもに障害や持病があった場合、これらの特約が付加できない場合もあります。

共済掛金の払込

クレジットカード支払いができる

JA共済の学資保険「こども共済」では、共済掛金の払込は下表12のような3つの方法が可能です。

 

表12 JA共済の共済掛金払込方法

払込経路 方法
口座振替扱い JAや銀行などの組合が提携している金融機関の口座から、
契約者が指定して、自動的に共済掛金が引き落とされる方法。
クレジットカード
扱い
組合が取り扱っている場合に限り、
指定するクレジットカードで共済金を払込む方法。
窓口での払込 直接JAの窓口で払い込む方法。

上表12より、加入する組合で取り扱っていれば、クレジットカードでの支払いが可能です。

クレジットカードでの支払いができれば、付随するポイントが貯まったり、年会費が必要なカードでも気軽に利用することができます。

利用できるクレジットカードのブランドも組合によって異なるので、気になる人は加入したい組合に問い合わせてみましょう。

また口座振替の場合は「口座振替扱掛金」が適用され、多少割引が適用されるので、それもお得です。

どの方法を利用するかは、それぞれの家計に合った、利用しやすい方法で良いのではないでしょうか。

また口座振替扱いやクレジットカード扱いにしている場合で、組合の定める条件を満たさなくなった場合、別の払込経路に変更する必要があります。

払込経路の変更が完了するまでは、直接JAの窓口で支払いをしてください。

払込期間は「型」によって異なる

JA共済の学資保険「こども共済」では、共済掛金の払込期間は契約する型によって下表13の様に異なります。

 

表13 型によって異なる払込期間

払込期間
学資応援隊 プランによって異なるが、11・12・14・15・17・18歳の選択ができる
にじ 満期18歳の場合は18歳まで、満期22歳の場合は22歳まで
えがお

上表13より、「学資応援隊」はプランによって選べる払込期間が異なります。

詳しくは前項で説明しているので、見てみてください。

月々の支払う共済掛金を抑えたい場合は払込期間を長く、返戻率を上げて家計への負担を短期間で済ませたい場合は払込期間を短くしましょう。

「にじ」と「えがお」は満期間までが払込期間となるので、18歳までか22歳までかのどちらかです。

払込回数は2種類

JA共済の学資保険「こども共済」の払込回数は2種類あります。

1つは「月払」、2つめは「年払」。

どちらも文字通り、月に1回支払う方法と年に1回支払う方法です。

半年に1回支払う「半年払」の取り扱いはありませんが、「月払」契約にして、半年分を「一括払」することはできます。

こちらも払込期間と同様、回数が少ない方がより返戻率は上がります。

まとめて共済掛金を払い込む2つの方法

①一括払(月払契約)

まとまった資金がある場合、将来の共済掛金をまとめて払い込む方法があります。

ある程度まとめて払い込みをすると、多少の割引額が適用されるので、余裕がある人にはおすすめです。

まとめて払い込む方法は2つ。1つは月払契約で「一括払」、2つめは年払契約で「前納」です。

まず1つめの「一括払」とは、当月以降の共済掛金の3ヵ月分もしくは6ヵ月分をまとめて支払う方法。

払込免除になった場合や「年払契約」に変更した場合、災害などのやむを得ない理由によって契約者からの払い戻しの請求があった場合は、払い戻しが可能です。

②前納(年払契約)

そして2つめの「前納」とは、将来の何年分かの共済掛金をまとめて組合に預ける、という方法。

組合では、預けられた前納掛金を毎年契約応当日に充当します。

万が一払込免除や「月払契約」に変更した場合、やむを得ない理由により契約者からの払い戻しの請求があった場合は、前納共済掛金の残額は払い戻されるので安心してください。

「前納」は共済掛金を保険会社に預けるという形になるので、年末調整や確定申告の時の「生命共済掛金控除」では、毎年控除対象になります。

払込経路が異なる

一括共済掛金、前納共済掛金は下表14の払込経路に限定されるので、注意して下さい。

 

表14 まとめて払い込む場合の払込経路

払込経路 口座振替扱い クレジットカード扱い 持参扱い
一括払共済掛金
前納共済掛金 ×

上表14より、クレジットカードで支払いたい場合は月払い契約にして「一括払」を利用する方がいいですね。

口座振替扱いと持参扱いであれば、どちらでも選択できます。

JA共済学資保険「こども共済」の口コミ

高評価の口コミ

満足度が高い口コミでは「返戻率が100%を超える」・「クレジットカード支払いができるので、ポイントがたまる」・「保障内容が充実している」という声がありました。

JA共済の学資保険「こども共済」では、契約者の年齢や払込期間によって返戻率が100%を超える場合もあります。

どのプランにおいても保障内容が充実しているので、将来の安心と貯蓄の両立が可能です。

クレジットカードの支払いができる共済もあるので、カードによって付随するポイントが貯まるのも嬉しいですね。

低評価の口コミ

一方で低評価の口コミでは「払戻金がすくない」・「手術をしたが対象外だった」という声がありました。

JA共済の学資保険「こども共済」は、多くの場合において返戻率が100%を下回ります。

つまり、支払った金額より、受け取る金額が少なくなってしまうということです。

貯蓄と保障どちらに重点を置くかは、契約者それぞれの考え方にもよります。

どこの学資保険商品においても、保障を手厚くすればその分貯蓄性は低くなってしまい、貯蓄性を高くすれば保証内容は手薄に。

JA共済の学資保険「こども共済」は、どちらかと言うと保証が手厚い商品。

しかし手厚い保障にもかかわらず返戻率が高い方ですし、契約者の年齢や払込期間によっては返戻率が100%を超えることもあります。

また、特約を付けても共済金が出ないということは、どんな保険においてもありえる事態。

どんな手術でも給付金が出るという保険には、それ相応の保険料を支払う必要があります。

契約前にはしっかりと保障内容を確認して、金額と保障のバランスが自分の中で納得できるのか、きちんと検討しましょう。

嬉しい特典

資料請求でアンパンマングッズがもらえる

キャンペーン期間中に、JA共済の公式サイトから「こども共済」の資料請求をすると、先着60,000名にJA共済オリジナルアンパンマンはらまがもえらえます。

1家族につき1枚までで、賞品受け取りの権利を他人に譲渡したり、金品に交換したりすることはできません。

キャンペーンの賞品は期間によって異なり、アンパンマンのスプーンフォークセットだったり、塗り絵セットだったり、その都度違うようです。

はらまきは2020年3月時点での情報になります。

子どもが大好きアンパンマングッズが加入しなくてももらえるなんて、とっても嬉しいキャンペーンですね。

加入後も3つの特典が

「割りもどし金」制度がある

「割りもどし金」とは、共済事業の年1回の決算において余剰金が出た場合に、契約者に公平に分配して支払われるお金の事です。

割りもどし金の対象となる契約は、満1年以上経過している契約で、3年目から支払われます。

割りもどし金は自動的に据え置かれますが、契約者の申し出があれば、一部または全部をいつでも受け取ることが可能です。

据え置かれた割もどし金には、組合の定めた利率によって利息が付きます。

24時間無料で相談できる電話サービス

JA共済の保険に加入すると、365日24時間無料で専門科に相談できる「健康・介護ほっとライン」が利用できるようになります。

年末年始や夜中など、急に子どもが病気やけがをした時、専門家の助言が聞けるのはとってもありがたいですね。

のんびり宿泊保養施設

全国12か所の宿泊保養施設において、契約者限定でのおトクな特典・サービスが利用が可能です。

各施設で提供している特典・サービスは、各施設のページから確認することができます。

特典・サービスを利用する時は、契約後に受取れる「JA共済フォルダー契約案内書」の提⽰が必要です。

「JA共済フォルダーネット」に登録している人はログイン画面を印刷したものや、携帯電話・スマートフォンで提⽰したものでも利用可能です。

契約するには?

加入年齢

契約できる子どもの年齢に注意!

JA共済の学資保険「こども共済」の加入条件は、下表15の様になっています。

 

表15 JA共済の学資保険「こども共済」加入条件

プラン 子どもの年齢 契約者の年齢
①【年金型】学資応援隊 中学プラン 0~6歳 18~75歳
高校プラン 0~9歳
大学プラン 0~12歳
②【祝金型】にじ 0~11歳
③【祝金型】えがお 0~11歳

上表15より、型によって契約できる子どもの年齢が異なります。

特に①【年金型】学資応援隊の場合、子どもの年齢によっては契約ができないプランも。

しかし 契約者の年齢は幅広く、この年齢の範囲内であれば祖父母でも契約が可能です。

出産前から申込できる

子どもの出産予定日からさかのぼって、140日以内(妊娠6ヵ月頃)であれば契約をすることができます。

JA共済の学資保険「こども共済」には、子どもの保障がしっかり付いている為、子どもが無事生まれて14日経つまでは、被共済者として認定されないのです。

万が一流産・死産・14日以内に子どもが死亡した場合は、支払った共済掛金は払い戻され、契約は無効となります。

「災害給付特約」・「特定損傷特約」は被共済者が確定された後、付加することが可能です。

加入した時点で子どもの年齢は0歳と設定され契約応当日ごとに年齢がカウントされるので、実際の子どもの誕生日と受け取る学資金の年齢は多少ずれます。

しかし、早めに学資金を受け取れる分には特に問題ありません。

万が一子どもが生まれる前に、契約者が死亡や重度の障害状態になった場合、以後の共済掛金は免除となります。

告知義務

JA共済の学資保険「こども共済」では、契約時に現在の契約者の健康状態や過去の病歴などの重要事項を告知する義務があり、これを告知義務と言います。

告知書に沿って、契約者の事実をありのままに記入しましょう。

告知書の記載内容と事実が異なる場合は、契約が途中でも解除されたり、共済金が支払われない場合もあります。

JA共済の学資保険「こども共済」には子どもの保障も付いている為、子どもの告知もしなければいけません。

告知は共済掛金の公平性を図るために、とっても大事なこと。

契約者と子どもの死亡・重度の障害・介護状態への保障が付いているのに、持病を抱えてる人や危険な職業に就いている人が無条件で契約できてしまうと、健康な人たちの共済掛金の負担が大きくなってしまいます。

持病や障害があっても「共済掛金払込免除不担保特則」を付ければ、万が一の時に共済掛金の払込免除がありませんが、契約することが可能です。

「こども共済」の返戻率(給付率)は?

返戻率(給付率)の計算方法

JA共済の学資保険「こども共済」では、給付率と表記されていますが、今回は返戻率として説明します。

返戻率とは、給付総額に対しての払込総額のことで、割合は%で表記されます。

100%以下であるということは受取る額より支払った額が多く、100%以上ということは受取る額より支払った額が少ないいということです。

返戻率の計算式は次のようになります。

【計算式】返戻率(給付率)(%)=受取総額÷払込共済掛金総額×100

 

2016年のマイナス金利政策以降、どこの学資保険商品も返戻率は低くなり、販売自体中止してしまった会社も少なくありません。

そんな中販売を継続しているJA共済の学資保険「こども共済」は、万が一の保障をしっかりと付加したうえで何%の返戻率を示すのでしょうか。

【年金型】「学資応援隊」の返戻率をシミュレーション

シミュレーション条件

JA共済の学資保険「こども共済」において「学資応援隊」に加入した場合の、返戻率のシミュレーションを行ううえで、まずは下表16のようなシミュレーション条件を決めます。

 

表16 加入シミュレーション条件

商品名/プラン 【年金型】学資応援隊/大学プラン
共済期間/学資年金支払開始年齢 22歳満期/18歳から5年間
共済掛金終了年齢 18歳
契約時の子どもの年齢 0歳
共済掛金の払込免除の保障 あり
学資金タイプ 基本型タイプ(18歳以降5年間毎年60%)
共済金額 300万円
合計受取金額 300万円(18歳以降5年間毎年60万円)

シミュレーション結果

前項「シミュレーション条件」においての返戻率は、下表17・18のようになります。

 

表17 シミュレーション結果【18歳まで・月払い】

契約者

年齢
性別 月支払
保険料
年支払
保険料
合計保険料 返戻率 返戻額
20歳 ¥14,088 ¥169,056 ¥3,043,008 98.59% -¥43,008
¥14,028 ¥168,336 ¥3,030,048 99.01% -¥30,048
30歳 ¥14,127 ¥169,524 ¥3,051,432 98.31% -¥51,432
¥14,058 ¥168,696 ¥3,036,528 98.80% -¥36,528
40歳 ¥14,268 ¥171,216 ¥3,081,888 97.34% -¥81,888
¥14,136 ¥169,632 ¥3,053,376 98.25% -¥53,376
50歳 ¥14,628 ¥175,536 ¥3,159,648 94.95% -¥159,648
¥14,292 ¥171,504 ¥3,087,072 97.18% -¥87,072

 

表18 シミュレーション結果【18歳まで・年払い】

契約者

年齢
性別 年支払
保険料
合計保険料 返戻率 返戻額
20歳 ¥162,003 ¥2,916,054 102.88% ¥83,946
¥161,328 ¥2,903,904 103.31% ¥96,096
30歳 ¥162,441 ¥2,923,938 102.60% ¥76,062
¥161,664 ¥2,909,952 103.09% ¥90,048
40歳 ¥164,082 ¥2,953,476 101.58% ¥46,524
¥162,573 ¥2,926,314 102.52% ¥73,686
50歳 ¥168,213 ¥3,027,834 99.08% -¥27,834
¥164,361 ¥2,958,498 101.40% ¥41,502

上表17・18より、支払い回数を「月払」にすると返戻率は100%を下回りますが、「年払」にすると100%を上回ります。

契約者が50歳の男性である場合は、「年払」にした場合でも返戻率は100%を下回ってしまいました。

「学資応援隊」の型は、選択するプランによって払込期間が11・12・14・15・17・18歳までと6種類から選ぶことができます。

「大学プラン」において、共済掛金が月払いでも返戻率が100%を上回る払込期間は12歳以下でした。結果は下表19を参照してください。

 

表19 シミュレーション結果【12歳まで・月払】

契約者

年齢
性別 月支払
保険料
年支払
保険料
合計保険料 返戻率 返戻額
20歳 ¥20,535 ¥246,420 ¥2,957,040 101.45% ¥42,960
¥20,478 ¥245,736 ¥2,948,832 101.74% ¥51,168
30歳 ¥20,559 ¥246,708 ¥2,960,496 101.33% ¥39,504
¥20,499 ¥245,988 ¥2,951,856 101.63% ¥48,144
40歳 ¥20,661 ¥247,932 ¥2,975,184 100.83% ¥24,816
¥20,559 ¥246,708 ¥2,960,496 101.33% ¥39,504
50歳 ¥20,949 ¥251,388 ¥3,016,656 99.45% -¥16,656
¥20,694 ¥248,328 ¥2,979,936 100.67% ¥20,064

しかし、上表19においてもやはり50歳男性の場合は返戻率は100%を下回ってしまいました。

50歳男性の場合、下表20のように11~15歳までの払込期間で年払いであれば返戻率を超えます。

 

表20 シミュレーション結果【50歳男性・年払】

契約者

年齢
性別 払込期間 年支払
保険料
合計保険料 返戻率 返戻額
50歳 11歳まで ¥262,611 ¥2,888,721 103.85% ¥111,279
12歳まで ¥240,903 ¥2,890,836 103.78% ¥109,164
14歳まで ¥210,918 ¥2,952,852 101.60% ¥47,148
15歳まで ¥197,085 ¥2,956,275 101.48% ¥43,725
17歳まで ¥177,801 ¥3,022,617 99.25% -¥22,617
18歳まで ¥168,213 ¥3,027,834 99.08% -¥27,834

【祝金型】「にじ」のシミュレーション

シミュレーション条件

JA共済の学資保険「こども共済」において「にじ」に加入した場合の、返戻率のシミュレーションを行ううえで、まずは下表21のようなシミュレーション条件を決めます。

 

表21 加入シミュレーション条件

商品名 【祝金型】にじ
共済期間 22歳満期
共済掛金終了年齢 18歳
契約時の子どもの年齢 0歳
共済掛金の払込免除の保障 あり
共済金額 300万円
合計受取金額 300万円
受取金額内訳 3歳15万円+5歳30万円+11歳30万円+14歳60万円
+17歳90万円+満期22歳75万円=300万円
(3歳5%、5歳・11歳10%、14歳20%、17歳30%、満期22歳25%)

シミュレーション結果

前項「シミュレーション条件」においての返戻率は、下表22・23のようになります。

 

表22 シミュレーション結果【にじ・18歳まで・月払】

契約者

年齢
性別 月支払
保険料
年支払
保険料
合計保険料 返戻率 返戻額
20歳 ¥14,835 ¥178,020 ¥3,204,360 93.62% -¥204,360
¥14,772 ¥177,264 ¥3,190,752 94.02% -¥190,752
30歳 ¥14,874 ¥178,488 ¥3,212,784 93.38% -¥212,784
¥14,802 ¥177,624 ¥3,197,232 93.83% -¥197,232
40歳 ¥15,024 ¥180,288 ¥3,245,184 92.44% -¥245,184
¥14,886 ¥178,632 ¥3,215,376 93.30% -¥215,376
50歳 ¥15,396 ¥184,752 ¥3,325,536 90.21% -¥325,536
¥15,048 ¥180,576 ¥3,250,368 92.30% -¥250,368

 

表23 シミュレーション結果【にじ・18歳まで・年払】

契約者の年齢 性別 年支払保険料 合計保険料 返戻率 返戻額
20歳 ¥170,586 ¥3,070,548 97.70% -¥70,548
¥169,884 ¥3,057,912 98.11% -¥57,912
30歳 ¥171,045 ¥3,078,810 97.44% -¥78,810
¥170,235 ¥3,064,230 97.90% -¥64,230
40歳 ¥172,755 ¥3,109,590 96.48% -¥109,590
¥171,183 ¥3,081,294 97.36% -¥81,294
50歳 ¥177,060 ¥3,187,080 94.13% -¥187,080
¥173,046 ¥3,114,828 96.31% -¥114,828

上表22・23より、【祝金型】「にじ」において契約者の年齢が若くても、年払にした場合でも返戻率を100%を超えませんでした。

月払と年払だと返戻率の差はおおよそ3.92~4.08%。率で考えるとそんなに差はないのですが、上表22・23において一番右側の「返済額」でみると、300万円積立てた場合の差額はおおよそ132,840~138,456円。

できれば年払いにしたほうがお得です。ただ、返戻率ばかりに捉われず、家計に無理がないように注意しましょう。

【祝金型】「えがお」のシミュレーション

シミュレーション条件

JA共済の学資保険「こども共済」において「にじ」に加入した場合の、返戻率のシミュレーションを行ううえで、まずは下表24のようなシミュレーション条件を決めます。

 

表24 加入シミュレーション条件

商品名 【祝金型】えがお
共済期間 22歳満期
共済掛金終了年齢 18歳
契約時の子どもの年齢 0歳
共済掛金の払込免除の保障 あり
共済金額 300万円
合計受取金額 300万円
受取金額内訳 3歳15万円+5歳30万円+11歳30万円+14歳60万円
+17歳90万円+満期22歳75万円=300万円
(3歳5%、5歳・11歳10%、14歳20%、17歳30%、満期22歳25%)
養育年金特則 あり
共済金割増支払特則 あり

上表24のおいて、「養育年金特則」が付いているので契約者に万が一のことがあった場合、保険料が免除になるだけでなく共済満期間まで、子どもは毎年養育年金を受け取ることができます。

また「共済金割増支払特則」も付いているので、子どもの年齢が上がるにつれて死亡給付金が増幅していく仕組みです。

シミュレーション結果

前項「シミュレーション条件」においての返戻率は、下表25・26のようになります。

 

表25 シミュレーション結果【えがお・18歳まで・月払】

契約者
の年齢
性別 月支払保険料 年支払保険料 合計保険料 返戻率 返戻額
20歳 ¥16,404 ¥196,848 ¥3,543,264 84.67% -¥543,264
¥16,044 ¥192,528 ¥3,465,504 86.57% -¥465,504
30歳 ¥16,713 ¥200,556 ¥3,610,008 83.10% -¥610,008
¥16,266 ¥195,192 ¥3,513,456 85.39% -¥513,456
40歳 ¥17,805 ¥213,660 ¥3,845,880 78.01% -¥845,880
¥16,860 ¥202,320 ¥3,641,760 82.38% -¥641,760
50歳 ¥20,481 ¥245,772 ¥4,423,896 67.81% -¥1,423,896
¥18,000 ¥216,000 ¥3,888,000 77.16% -¥888,000

 

表26 シミュレーション結果【えがお・18歳まで・年払】

契約者の年齢 性別 年支払保険料 合計保険料 返戻率 返戻額
20歳 ¥188,610 ¥3,394,980 88.37% -¥394,980
¥184,503 ¥3,321,054 90.33% -¥321,054
30歳 ¥192,189 ¥3,459,402 86.72% -¥459,402
¥187,062 ¥3,367,116 89.10% -¥367,116
40歳 ¥204,768 ¥3,685,824 81.39% -¥685,824
¥193,884 ¥3,489,912 85.96% -¥489,912
50歳 ¥235,500 ¥4,239,000 70.77% -¥1,239,000
¥206,976 ¥3,725,568 80.52% -¥725,568

上表25・26より、【祝金型】「えがお」は保障内容がとても手厚いので、JA共済の「こども共済」の中では一番返戻率が低い結果となりました。

【祝金型】「にじ」と同様、契約者が若くても年払いにした場合でも、返戻率は100%を超えることはありません。

月払と年払だと返戻率の差はおおよそ2.96~3.77%、300万円積立てた場合の金額にすると144,450~184,896円です。

こちらもできれば年払いにしたほうがお得でが、家計に無理がないように注意しましょう。

返戻率のみ比較

前項までにJA共済の学資保険「こども共済」の3つの型の返戻率をシミュレーションしました。下表27に型の返戻率のみの比較を行います。

 

表27 JA共済の学資保険「こども共済」の3つの型の返戻率比較

払込回数 月払 年払
年金型 祝金型 年金型 祝金型
契約者の年齢 性別 学資応援隊 にじ えがお 学資応援隊 にじ えがお
20歳 98.59% 93.62% 84.67% 102.88% 97.70% 88.37%
99.01% 94.02% 86.57% 103.31% 98.11% 90.33%
30歳 98.31% 93.38% 83.10% 102.60% 97.44% 86.72%
98.80% 93.83% 85.39% 103.09% 97.90% 89.10%
40歳 97.34% 92.44% 78.01% 101.58% 96.48% 81.39%
98.25% 93.30% 82.38% 102.52% 97.36% 85.96%
50歳 94.95% 90.21% 67.81% 99.08% 94.13% 70.77%
97.18% 92.30% 77.16% 101.40% 96.31% 80.52%

上表27より、どの型においても年齢よりも男女の返戻率の差が大きいことがわかります。

例えば、「学資応援隊」の月払において20歳男性と30歳男性の返戻率差は約0.27%ですが、20歳の男女の差は約0.42%です。

近年、子どもの育児から手が離れたら正社員に復帰して、バリバリお仕事をするお母さんも少なくはありません。

もし家計を支えているのがお父さんとお母さんどちらもあまり変わらない場合は、お母さんは契約者になるのもありですね。

もしくは1人目の子どもの時はお父さん、2人目の子どもの時はお母さんが契約者になるという方法もあります。

公式ホームページで10秒掛金試算

JA共済の学資保険「こども共済」では、3つのプランの簡単試算を、公式ホームページですることができます。

子どもの年齢・契約者の年齢・性別・型を入力すればすぐに試算結果が出てくるので、住所や電話番号を入力する必要はありません。

最初に出てくる結果は共済金額300万円で算出されていますが、試算結果が出た後その金額を変更することもできます。

簡単な試算なので、特約金額などの細かい設定はできません。

気になる人はぜひ試してみてください。

他社との比較

商品概要・特徴の比較

保障重視の商品

JA共済の学資保険「こども共済」を、他社の保障重視の商品と比較してみました。

 

表28 JA共済の学資保険「こどもの共済」を保障重視の商品と比較

上表28中の「学資金受取方法」にある「祝金型」とは所定の年齢時に受取れる方法、「年金型」とは所定の年齢以降4~5年間毎年受取れる方法のことです。

上表28の「基本保障」と「特約」をみると、JA共済の学資保険「こども共済」では子どもに対する基本の保障が手厚い、ということが分かります。

子どもの後遺障害に対して給付金が出るのは、JA共済の学資保険「こども共済」のみ。

東京海上日動あんしん生命の学資保険「5年ごと利差配当付こども保険」でも、同じように子どもに対する基本保障は手厚いのですが、子どもが死亡した場合にしか給付金は出ません。

さらに言えば、子どもの医療保障を付けることもできないのです。

貯蓄重視の商品

JA共済の学資保険「こども共済」を、他社の貯蓄重視の商品と比較してみました。

 

表29 JA共済の学資保険「こども共済」を貯蓄重視の商品と比較

上表29の「プラン数」と「特約」より、JA共済の学資保険では自分に合った内容にカスタマイズしやすい、ということが分かります。

これがJA共済の学資保険「こども共済」においける、一番の強みではないでしょうか。

また加入する組合によっては、クレジットカードでの支払いができるので、手厚い保障に対してより高い返戻率を実現させることが可能です。

返戻率の比較

上表中に挙げた保障重視の商品の返戻率の比較は、払込期間・満期保険期間・保障内容が大きく異なる為、残念ながら出来ませんでした。

同じような保障内容でも給付される金額が違うので、保障重視の学資保険において単純に返戻率の比較をすることに、あまり意味はありません。

では、保障内容が秀でた商品として貯蓄重視商品で、返戻率の比較を下表30に行いました。まずは「祝金型」商品においての比較です。

 

表30 貯蓄性重視の学資保険「祝金型」返戻率比較

上表30より同じ「祝金型」商品ですが、JA共済の学資保険「こども共済」は子どもに万が一の事があった時の保障が手厚い為、返戻率が低くなってしまいます。

しかし、他社の高返戻率といわれる商品と、そこまで差がないという事が分かりますね。

たった数%の差で手厚い保障が受けられるのであれば、その価値があるのではないでしょうか。

祝金型商品の場合、年金型商品と比べると返戻率は低くなります。

これは祝金型商品が、年金型より保険金を受取る時期が早く来るので、保険会社の資金運用も短くなってしまう為です。

次に「年金型」商品の比較を下表31・32に行いました。

 

表31 貯蓄性重視の学資保険「年金型」返戻率比較【払込期間12歳まで】

 

表32 貯蓄性重視の学資保険「年金型」返戻率比較【払込期間18歳まで】

上表31・32より、各社の商品によって積立金額・払込期間が少し異なるので一概にはいえませんが、年金型においてもあまり返戻率は変わらないといえます。

子どもに万が一のことがあった時の保障がその数%の差で付けられるのは魅力的ですね。

控除される税金

所得税・住民税が軽減される

生命保険料控除の対象

Ja共済の学資保険学資保険「こどもの共済」の共済掛金は、生命保険料控除を受けることができます。

「生命保険料控除」とは、1月~12月までに払い込んだ共済掛金に応じて、一定額所得税と住民税が軽減されるという制度のこと。

契約時期によって下表33の様に、名称と区分が違います。

 

表33 契約時期による区分

契約時期 名称 区分
2011年12月31日以前 旧契約 ①一般生命保険料控除
②個人年金保険控除
2012年1月1日以降 新契約 ①一般生命保険料控除
②個人年金保険料控除
③介護医療保険料控除

「こども共済」は主契約も特約も①一般生命保険料控除に当たります。

相談窓口によると、以前は③介護医療保険料控除にあたる子どもの医療特約もありましたが、2020年3月時点では全て①一般生命保険料控除にあたるそうです。

それぞれの上限控除額

所得税と住民税の上限控除額を下表34にまとめました。

 

表34 生命保険料控除による所得税・住民税の上限控除額

税区分 契約区分 一般生命
保険料
個人年金
保険料
介護医療
保険料
合計上限額
所得税 旧契約 5万円まで 5万円まで 12万円まで
新契約 4万円まで 4万円まで 4万円まで
住民税 旧契約 3.5万円まで 3.5万円まで 7万円まで
新契約 2.8万円まで 2.8万円まで 2.8万円まで

上表34より、複数の保険契約によって新旧の契約が重複していた場合でも、所得税の上限は12万円・住民税の上限は7万円までと決まっています。

控除を申請するには

控除の申請をするには①会社の年末調整、②確定申告の2つの方法があります。

どちらにおいても、申請書に必要事項を記載し「課税所得控除共済掛金払込証明書」を添付して提出すれば、控除を受けることが可能です。

JA共済では「共済掛金払込証明書」を10月上旬~中旬ごろ郵送しているので、届いたら大切にとっておきましょう。

再発行の手続き

JA共済では「共済掛金払込証明書」の再発行は、契約先のJAに問い合わせる必要があります。

すぐに発行できるとは限らないので、申請書の提出に間に合うよう、余裕をもって手続きを行いましょう。

いくら控除されるの?

所得税は最大40,000円~50,000円

年末調整や確定申告で申請すると、軽減される所得税は最大4~5万円。

契約時期と支払金額によって、国税庁の「所得税の生命共済掛金控除」にある、下表35のように所得税の控除額が計算できます。

 

表35 所得税の生命共済掛金控除額算出

契約区分 年間合計支払
共済掛金額
所得税控除額
2011年12月31日

以前の契約

(旧契約)

~25,000円 支払共済掛金等の全額
25,000円~50,000円 支払共済掛金等×1/2+12,500円
50,000円~100,000円 支払共済掛金等×1/4+25,000円
100,000円以上 一律50,000円

2012年1月1日

以降の契約

(新契約)

~20,000円 支払共済掛金等の全額
20,000円~40,000円 支払共済掛金等×1/2+10,000円
40,000円~80,000円 支払共済掛金等×1/4+20,000円
80,000円以上 一律40,000円

上表35より、保険契約の時期によって「年間合計支払共済掛金額」が同じでも控除額が異なります。

また「年間支払合計共済掛金額」は、他の生命共済掛金との合算金額です。

上表35は1区分における控除額で、全ての区分の合計控除限度額は12万円までとなります。

住民税は最大28,000~35,000円

一方、軽減される住民税は最大2.8~3.5万円。

所得税と同様契約時期と支払金額によって、各自治体の「住民税の生命共済掛金控除」より、下表36のように住民税の控除額が計算できます。

 

表36 住民税の生命共済掛金控除額算出

契約区分 年間合計支払共済掛金額 住民税控除額
2011年12月31日

以前の契約

(旧契約)

~15,000円 支払共済掛金等の全額
15,000円~40,000円 (支払共済掛金等×1/2)+7,500円
40,000円~70,000円円 (支払共済掛金等×1/4)+17,500円
70,000円以上 一律35,000円

2012年1月1日

以降の契約

(新契約)

~12,000円 支払共済掛金等の全額
12,000円~32,000円 (支払共済掛金等×1/2)+6,000円
32,000円~56,000円 (支払共済掛金等×1/4)+14,000円
56,000円以上 一律28,000円

上表36より、保険契約の時期によって「年間合計支払共済掛金額」が同じでも控除額が異なります。

また住民税においても「年間支払合計共済掛金額」は、他の生命共済掛金との合算金額です。

上表36は1区分における控除額で、全ての区分の合計控除限度額は7万円までとなります。

課税される税金

共済は「受取人」=「契約者」と決まっている

入学祝金・学資金・満期共済金・死亡共済金を受け取るとき、それぞれ受け取り方によって下表37の様に受けとった共済金の扱いが異なります。

 

表37 受取人の違いによる税金の違い

上表37より、保険会社で学資保険を契約した場合、「受取人」を好きに設定できるので契約者以外にした場合は「贈与税」の扱いとなります。

JA共済では「受取人」=「契約者」と決まっているので、最終的に支払う必要が出てくる税金は「所得税」です。

ただし、「扱い」によって計算方法が異なるので、課税対象金額も異なります。

「雑所得」が発生する場合

JA共済の学資保険「こども共済」において、①【年金型】学資応援隊で受取る「学資年金」は「雑所得」として扱われ、計算式は次のようになります。

【計算式】「雑所得」=「学資年金額」ー「学資年金額」×(「総支払共済掛金」÷「総受取学資年金額」)

 

受取る金額に対していくら払込んだか、いくら利益を得ているかの利益額が課税対象となります。

契約者がサラリーマンなどの給与所得者である場合、利益分が20万円までは課税されません。

「学資応援隊」は契約者の年齢・払込期間や回数によっては返戻率が100%を上回りますが、かなりの額を積立てなければ1回に受取る学資金が20万円以上にはならないので、さほど心配は要りません。

一方で契約者が自営業であった場合、1円以上からが課税対象額です。

課税対象額が生じた場合、所得税と住民税を支払う必要があります。所得税の

場合は所得に応じて5~45%、住民税は住んでいる地域にもよりますが多くの場合は10%。

仮に「学資応援隊」の「大学入学プラン」で18歳以降5年間学資金を受取る場合、5万円の利益を得ていても、それが分散され毎年1万円の利益という事になります。

1万円の利益に対して、仮に所得税20%・住民税10%とした場合、納める税金額を下表38にまとめました。

 

表38 契約者が自営業の場合

課税対象 税率 課税対象額 支払税金額 1回分
合計額
5年間
合計額
最終手取額
所得税 20% ¥10,000 ¥2,000 ¥3,000 ¥15,000 ¥35,000
住民税 10% ¥1,000

上表38より、5万円の利益を得ていても税金を支払うことによって、最終的な手取り分は3万5千円になってしまいます。

契約者が自営業の場合は、そういうこともあると承知しておきましょう。

「一時所得」が発生する場合

JA共済の学資保険「こども共済」において、②にじ・③えがおの「入学祝金」・「満期共済金」・全型における「死亡共済金」は「一時所得」として扱われ、次のような計算がされます。

【計算式】「一時所得」=「学資一時金」ー「支払った金額」ー「50万円の控除」

前項の「雑所得」同様、いくら利益を得ているかの金額が、課税対象です。

ただし、一時所得の場合は50万円の控除があるので、利益分が50万円以上でなければ非課税となります。

雑所得同様、「入学祝金」・「満期共済金」において50万円以上の利益を得るには相当の額を積立てる必要があるので、基本的には心配要りません。

例えばですが、返戻率105%ととても高い割合でも、1,000万円以上積立ててやっと50万円の利益です。

ただ、「死亡共済金」は②「にじ」・③「えがお」の場合、50万円以上の利益を得てしまう場合があります。

仮に300万円の死亡共済金を受取って、150万円をすでに払込んでいた場合、100万円が課税対象額です。

【計算式】300万円ー150万円ー50万円控除=100万円

 

国税庁の「一時所得」によると、算出された所得金額の1/2を給与所得などの他の所得の金額と合計して総所得金額を求めた後、納める税額を計算するそう。

つまりこの場合においては、100万円の課税対象額の1/2が最終的な課税対象額となるという事です。

前項の「雑所得」において説明したように、所得税と住民税を支払う場合、下表39の様になります。

 

表39 所得金額100万円の場合の納税額

課税対象 税率 所得金額 課税対象額 支払税金額 合計額
所得税 20% ¥1,000,000 ¥500,000 ¥100,000 ¥150,000
住民税 10% ¥50,000

上表39において所得税は20%・住民税は10%としていますが、これは他所得金額や住んでいる地域によって異なるので、あくまで参考までにしてください。

養育年金に対する税金

「養育年金特約」を付加していた場合、契約者が後遺障害・重度要介護状態もしくは死亡した場合、毎年養育年金が支払われます。

契約者が後遺障害・重度要介護状態になって養育年金を受け取る場合は非課税ですが、死亡によって受け取る場合は、所得税・住民税の課税対象です。

ただし、「年金を受給する権利」が相続税等の課税対象となった場合は、課税対象となった部分についてのみが非課税となります。

契約者が死亡して、次の契約者して承継する人が相続人であった場合、「年金を受給する権利」に対して次の範囲内で相続税が非課税となる取扱いを受けることが可能です。

【死亡共済金の非課税限度額】500万円×法定相続人の数

この範囲外のものは相続税として計算されます。また、養育年金にかかる源泉徴収はありません。

非課税となる共済金

「こども共済」における、次の4つは全額非課税となります。

①後遺障害・重度要介護状態のときに支払われる共済金、②特定損傷共済金、③顔面損傷共済金、④災害共済金。

②・③・④は、特約を付けた場合にのみ支払われる共済金です。

「こども共済」のメリット・デメリット

4つのメリット

①保障内容に対して高返戻率

JA共済の学資保険「こども共済」は、どの型においても保障内に対して高返戻率です。

他社の学資保険では、保障内容が手厚く契約者が50歳男性の場合、返戻率が40%近くになってしまう商品もあります。

それに比べると、「こども共済」において一番保障内容が手厚い「えがお」の場合、50歳男性でも返戻率は67%でした。

300万円の積立ての場合、20%返戻率が違うと差額は60万円。

こういった差から、保障内容に対して高返戻率であるということが言えます。

また特に「学資応援隊」においては、契約者の年齢や払込期間によっては100%を超える場合もあるのが魅力的です。

②自分達にピッタリの商品にカスタマイズできる

共済の保険の特徴として、多くの場合保障内容パッケージ化されているために金額が一律となり、安いということが挙げられます。

しかしJA共済の学資保険「こども共済」では、様々な型やプラン、6つもの特約をつけることが可能です。

様々な型・特約の組み合わせによって、自分たちに合った保障内容にすることができます。

また特約によっては契約期間の途中から付加することができるものもあり、子どもがスポーツクラブや部活を始めて、怪我をしそうだなと思ってからでも付けることができるのです。

③特典が多い

JA共済の学資保険「こども共済」には、加入前の資料請求の時にはアンパンマングッズがもらえ、加入後にも「割戻金」や電話相談・宿泊施設のサービスなど様々な特典があります。

これらはあくまで「おまけ」ですが、あるととっても嬉しいものですね。

④クレジットカードで支払える

加入する共済によって、クレジットカードで共済掛金を支払うことができます。

支払えるクレジットカードのブランドも共済によって異なりますが、掛け金をクレジットカードで支払えるのは実はとっても珍しい事です。

クレジットカードが利用できれば、支払金額によってポイントがもらえたり、年会費が必要なカードが気軽に使うことができます。

1つのデメリット

①場合によっては元割れする

JA共済の学資保険「こども共済」は、場合によっては返戻率が100%を下回り、支払った金額より受け取る金額が少ない「元割れ」を起こしてしまいます。

しかし元割れすると言っても、保障内容に対して高返戻率です。

またどのプランにおいても万が一契約者に何かあった時、以後の共済掛金が免除になる保障が標準装備付き。

これは銀行で積み立て貯金をした場合は、得られない保障。

貯蓄と保障が同時に手に入ると思えば、バランスがとれた良い商品ではないでしょうか。

共済掛金の払込猶予期間・失効など

払込猶予期間

共済掛金には払込回数によって、下表40のような払込猶予期間が設けられています。

 

表40 払込回数による猶予期間の違い

契約 猶予期間 【例】5/15に契約、7月分未払い
月払 払込期月の翌月初日から
月末日までの期間
払込時期は7/1~7/31まで。
猶予期間は8/1~8/31まで。
9月16日にて契約は失効。
年払 払込期月の翌月初日から
翌々月の月応当日までの期間
払込期間は7/1~7/31で。
猶予期間は8/1~9/15まで。
9/16より契約は失効。

上表40より、年払契約の方が猶予期間と契約の失効日が長く設定されています。

猶予期間内に共済掛金が払込できない場合は、契約が失効となるので注意しましょう。

共済掛金の自動振替貸付を利用する

「自動振替貸付」とは、解約返れい額の80%の範囲内であれば、所定の利息を付けて共済掛金に相当する額を自動で貸付してくれるという制度。

あらかじめ「自動振替貸付反対の申出」をしている場合は、この措置はされません。

貸付金の返済は一部でも、全額でも、いつでも可能です。

復活請求は3年以内

共済掛金が猶予期間内に払い込めず自動振替貸付を利用しない場合、共済証書貸付による貸付金が返れい金の額を超えた場合などは、契約が「失効」となって効力がなくなってしまいます。

しかし契約が失効となった場合でも、失効日以後3年以内であれば、復活の申し出をすることが可能です。

契約を復活させる際にも「告示義務」があり、健康状態などによっては、復活できない場合も。

未払いの共済掛金や利息分が支払われれば、契約が再開されます。

解約返れい金について

途中で契約を解約した場合、解約返れい金を受け取れる場合があります。

ただし今まで払い込んだ共済掛金の合計額よりも少ないか、短期間の契約の場合は0円ということも。

解約返れい金の具体的な金額は、共済証書に記載されているのでいつでも確認することができます。

もし解約する場合、組合所定の申込書に共済契約者自身で署名をした上で、申し出をしましょう。

JA共済からお金を借りられる

「共済証書貸付」

共済掛金の払込期間中に限り、「共済証書貸付」を受けることができます。

「共済証書貸付」とは、解約返れい金の80%以内であれば1年間お金を貸してくれるという制度。

契約内容や共済掛金の払込年数などによって、貸し付けできる金額は異なります。

特に短期間の契約の場合は、貸付ができないこともあるので、注意してください。

もし1年以内に返金ができない場合、もう1年だけ延長できます。

貸付利率は組合によって異なるので、気になる場合は近くのJA組合に確認してみましょう。

キャッシングローンより手堅い?

お金を借りると思うと、まず「キャッシングローン」の方が思い浮びませんか。

長年CMでも見かける「アイフルキャッシングローン」では、2020年3月時点で年間実質利率は3.00~18.00%で、「返済期間によっては利息なし」というキャンペーンも行っていました。

急に資金が必要な時、キャッシングローンと共済証書貸付どちらを利用した方がいいのか、迷ってしまいますよね。

一概にはいえませんが、共済証書貸付の方が解約払れい金の範囲内でしか貸してくれないので、返済に無理がありません。

組合によって利率は異なりますが、無理のない範囲でお金を借りる方が、手堅く失敗しません。

まとめ

JA共済の学資保険「こども共済」は、保障内容が手厚く、場合によっては返戻率が100%を超える商品です。

共済金の受取方法と子どもの保障によって3つの型がありますが、どの型を選んだ場合でも契約者の「払込免除」と子どもの「死亡共済金」・「後遺障害共済金」が標準装備されています。

また 多くのプラン・特約によって自分たちに合った学資保険に、カスタマイズすることが可能です。

加入前の資料請求でアンパンマングッズがもらえたり、加入後も割戻金・電話無料相談サービス・泊施設のサービスが受けられるなど、様々な特典が盛りだくさん。

2016年のマイナス金利政策以降、どこの学資保険も返戻率は下がってしまい、販売事態を辞めてしまう商品もありました。

その中でも手堅い経営によって、しっかりと保障を付けて高返戻率をキープしているJA共済の「こども共済」は、

とても魅力的ではないでしょうか。

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